ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

ジョヴァンナのヴィジョン

一日遅れてしまいましたが、吉井和哉様、49歳のお誕生日おめでとうございます。
気が付けば前回の日記からはや3ヶ月半も過ぎて、この日記も遂に終了かとも
危ぶんでおりましたが、昨日のROVINSTREETでボブ・ディラン
1966年発表アルバム「Blonde on Blonde」が取り上げられていて、
収録曲「Visions of Johanna」を聴いてみたらば、ぎゅんと
来てしまったのでした。
更に10月8日付で更新された質問コーナーで、
吉井和哉の次回作がカバー第二弾『ヨジーカズボーン〜裏切リノ街〜』
と知らされて、俄然楽しみになりました。
「裏切リノ街」良いですねえ!
真っ先に浮かんだのは、甲斐バンドの「裏切りの街角」だけれど、
入っていたら良いなあ。
あとは、
特捜最前線「私だけの十字架」F.チリアーノ
「ざんげの値打ちもない」北原ミレイ
「北国行きで」朱里エイコ
「真夜中のギター」千賀かほる
「水中花」井上忠夫
「昭和ブルース」天知茂
「バスストップ」 平浩二
「黒い花びら」水原弘

こういうのを聴きたいです。
もう既に歌入れも終わって残るは、LAでミックスだけだそうですが、
是非ともいつかこれらの曲を歌っていただきたいです。


すっきりきっぱり離れることになるのかとも案じていましたが、
私は、やはり吉井和哉からは、離れられそうにもありません。
よたよたしながら、そーっと後をついていこうと思います。

Jovannaの幻影のこのアメジストの指輪を心の支えに。

自分なりの言葉で書きます

地方紙にも『真鍋かをり吉井和哉が結婚』の記事が載っていた。
真鍋かをりの名前が先なんだ?
<ロックバンド「THE YELLOW MONKEY」のボーカルとして
活躍した歌手、吉井和哉>って文字に、ソロとしても充分
活躍してるじゃないの?と思ったりした。
<真鍋が公式ブログで報告した。>
ツアー中なのに、たとえマスコミに嗅ぎつけられての
急遽深夜にブログで発表という形になったにせよ、
結婚のお相手が芸能人なのだし、ご自分のブログで
発表為さってるのだし、吉井和哉本人も何らかの形で
コメントなり何なり公の報告はあってしかるべきじゃないのかと
思った。
多分じっくり考え言葉を選んでいるのだろうと、
心待ちにしていたのだけども、何と夕方になって更新された
モバサイトのピンク文字は、鴨南蛮だった。
ROVIN STREETもスルー。
呆れました。
私は、吉井和哉の音楽とLIVEだけが好き、私生活がどうであろうと
興味が無いという理想的なファンでは、ありません。
吉井和哉は、生き方そのものが密接に音楽に現れる人だと思っています。
ましてや結婚相手が一般人の方ならいざ知らず、
出産後も芸能活動復帰予定と仰るマスコミ活動旺盛な方ならばこそ、
吉井和哉としては、有料サイトの会員達に一言
報告があって良いのじゃないかなあ。
「プライベートは別」だとお考えならば、
どうか伴侶となられた方にも、今後私生活を晒さないように
配慮下さるようお伝えください。
秋に出産予定とのこと、新しい命の誕生は、喜ばしいことです。
どうぞお子さん達みなが幸せでありますように!

6月14日(日)吉井和哉「STARLIGHT TOUR 2015」名古屋国際会議場 センチュリーホール

自分にとって2年6ヶ月振りの生吉井だった。
待ち焦がれていた。だからこそ、この日のLIVEが近づくにつれ、
生LIVEに臨める事が嬉しい気持ちとそれと同じくらいに、
終わってしまう事が怖いという相反する気持ちが溢れて来て、
自分でも持て余す位な変な心持だった。
けれど、会場で逢いたかった人達とお逢い出来て、先に参加された
LIVEのお話などをお聞きするうちに、このツアーの吉井和哉
どれ程輝いているのかと期待が膨らんだ。
1曲目の「Hattrick'n」
「STARLIGHT」」CDでもゾクッと来る曲だったが、
LIVEのこの曲は、凄まじく格好イイ!
2曲目「ビルマニア」花道に吉井が来た!
あと1歩の所で手は届かなかったけれども、
目の前に吉井の姿があることに大興奮した。
3曲目に「I Love You Baby」。
ビルマニア」の興奮が冷めないうちにこれが来て、
一気にタガが外れた。勝手に体が動くんだもの、仕方ない。
周りの方々、老体が壊れてて申し訳ない(笑)
続いて新作から「紅くて咲こうとした恋の」と
「迷信トゥゲザー」。
CDより一段と力強く大きなものを感じた。
その後に「母いすゞ」。
この曲が初披露された頃、私は「母いすゞ」には、
ダークな言うなれば重いイメージを抱いていたのだけれど、
昨夜名古屋で聴いた「母いすゞ」は、普遍的な愛の強さとか
生の輝きとか、そういうものを感じた。
そして「人それぞれのマイウェイ」。
私は、この曲が好きだ。
LIVEで聴く度にどんどん好きに為っていく。不思議な曲だ。
「TOKYO NORTH SIDE」格好イイねえ!
「MUDDY WATER」
三途の川シリーズだそうだ。
佳史さんの「レリゴー」本当に素晴らしい!
トライセラの活動と重なって超ハードスケジュールでしょうに、
パワフルな全身全霊のドラミングのみならず熱唱まで、
心底頭が下がります。
「審美眼ブギ」には、驚いた。
この曲がここに来て違和感が無いなんて!
次は、私が今回最も聴きたかった曲「Route69」。
♪泣いてもいいよ♪って言われると涙腺が決壊する。
「MUSIC」と「点描のしくみ」とアッパーな曲が続いて
「Step Up Rock」で更に追い打ち。
「クリア」私、この曲が発売された当時、イマイチだなんて
思ってしまっていて本当にご免なさい。
LIVE会場の「クリア」は、全てを包み込むような
大きな曲に為っていた。
そして「You Can Believe」が、こんなにノレる曲だっけ?と
驚いた。
「バラ色の日々」
このツアーでは、「ムーンライトドライブ」や「パール」が
演奏されると聞いていて、聴いてみたいなあと思っていたけれど、
名古屋でこの「バラ色の日々」を合唱出来て、
しみじみと幸せだと思った。
LIVE終盤吉井和哉はMCで『同じ時代に生きていて良かったと
思って貰えるように』という風に話していたけれど、
日常色々なことがあるけれど、THE YELLOW MONKEYを好きに為れて、
吉井和哉を好きに為り、こうしてLIVEに来ることが出来て、
同時代に生きることが出来ているって、何と
幸せなことだろうかと改めて思った。
本編最後は、「(Everybody is)Like a Starlight」。
上の階から見る会場のスターライトの煌めきは、
さぞ綺麗だったろうなあ。
アンコールは、「STRONGER」から。
「V.S」でまた吉井が花道に!
またしてもあと一歩のところで届かず、
近くても遠い存在なのだと実感した。
けれどスタンディングLIVEじゃなく、ホールツアーで
あの距離で吉井和哉の姿を間近で見れるなんて、
考えてみれば凄い事だよねえ。


最終曲「ボンボヤージ」前のMCが沁みた。
『亡くなった父親に見守られて来た』という事を語っていたけれど、
そういう吉井和哉自身が皆を会場全体を暖かく包み込む
大いなる父親のようだった。
ソロデビューして早12年弱。
吉井和哉って人は、ここまで大きな存在になったんだね。
骨太なROCKを奏でる輝けるROCK STAR!
2003年のソロデビューからこのかた私は、
吉井和哉を『翼あるもの』と捉えてきたというか(汗)、
傷ついた翼を持つ人を遠くから見守るというような母性で
吉井和哉という人を見つめて来たように思う。
もう、そういうのは、卒業だな。
48歳にしては、超絶可愛いしやんちゃだし、
この先もハラハラさせられることはあるだろうけれど(笑)
私の「吉井和哉探求の道」は、
新たな段階に来たのだろうと思う。
何より嬉しいのは、今年も年末武道館があり、
その前に名古屋を含むZEPPツアーがあると発表された事だ。
目標が出来た。
体力作りを頑張ろう!



名古屋へ行けて幸せでした。
LIVE前、LIVE後にお逢いできた皆様、
本当にありがとうございました。
あれこれ語り合う事の出来る喜びをしみじみ感じました。
LIVE本体+LIVE前後を含めて最高でした!



1.Hattrick'n
2.ビルマニア
3.I Love You Baby
4.紅くて咲こうとした恋の
5.迷信トゥゲザー
6.母いすゞ
7.人それぞれのマイウェイ
8.TOKYO NORTH SIDE
9.MUDDY WATER
10.審美眼ブギ
11.Route69
12.MUSIC
13.点描のしくみ
14.Step Up Rock
15.クリア
16.You Can Believe
17.バラ色の日々
18.(Everybody is)Like a Starlight

アンコール
19.STRONGER
20.V.S
21.WEEKENDER
22.ボンボヤージ

「STARLIGHT」発売

STARLIGHT (初回限定盤)CD+DVD

STARLIGHT (初回限定盤)CD+DVD

Hattrick’n
第一曲目からガツンと来るアルバムは、私にとって久々だ。
“斬られに来たのか今宵show time”
正しくこの「STARLIGHT」という目くるめくショータイムの始まりを告げる曲だ。
(Everybody is)Like a Starlight
”あの丘にもう一回 登って風を浴びて”
YOSHII LOVINSON君が登った丘だろうか?
いやそれだけじゃなく「SWEET CANDY RAIN」の少女やTHE YELLOW MONKEY
時代に歌われた色んな丘を思い浮かべた。
吉井和哉の辿って来た道のり、それらが全部グワーッと凝縮されて
「輝く吉井和哉が現れた!」そんな感じがした。
You Can Believe
懐かしさを覚えた。
2006年「BELIEVE」は、別れの歌だったけれど、
2015年は、”感じあう そう信じあう You Can Believe”と。
力強い。
紅くて咲こうとした恋の
タイトル発表の時から期待していた。
良いねえ!
ソロに為ってから封印していたTHE YELLOW MONKEY当時の
吉井和哉節が蘇ったのでは?
ドラムとベースがゾクゾク来る。
TOKYO NORTH SIDE
山田孝之作詞なのだけれども、
この詞が吉井和哉のことを歌っているのじゃないかと
信じて仕舞うほど弩ハマりだ。
この歌を吉井和哉は、LIVEでどう演じるのだろう!
早く体感したくて堪らない。
迷信トゥゲザー
これは、面白い!遊び心満点でしかも格好イイ。
Route69
私は、この曲を待っていたのだと思った!
哀愁のメロデイ。ピアノの音色、ギターの調べ、
ドラムとベース、全てが最高だ。
Step Up Rock
「アーグ・ポリス」に加入する頃の吉井和哉少年の姿が目に浮かぶ。
”今夜も誰かのバースデー”って良いね。
STRONGER
本当に吉井和哉は、強くなったんだなあ。
等身大の自分を歌えるようになったのだなあ。
クリア
本当のことを言うと私は、先行シングル「クリア」が
発売された時、戸惑った。
サウンドは、新しく思えたし、明るく開かれた曲は、
好ましいと思えた。
けれど、いつもたとえそんなに好みではない曲であろうとも、
どこか必ずグッと来る歌詞があったのに、「クリア」は、
そうでは無かったからだ。
カップリング曲の「ボンボヤージ」の方は、
自分自身孫が産まれた事もあって、命の繋がり、旅立ちという
テーマに深く共感したけれど、肝心のシングル曲に
自分が心動かされなかった事に少なからずショックを覚えていた。
だが、今日この「STARLIGHT」の最終曲として
「クリア」を聴いて、感触が変わった。
視界が晴れた。
新生「吉井和哉」誕生だ。
THE YELLOW MONKEY時代、YOSHIILOVINSON時代、改名してからの
吉井和哉ソロ、長年ファンを続けているうちに、
私の中でいつの間にか溜め続けてきた来た澱のようなものが
取り払われたような、爽快な想いがした。
クリアだ!



このアルバムを聴く為に購入しました。
最高!

新アルバム詳細発表

STARLIGHT (初回限定盤)CD+DVD

STARLIGHT (初回限定盤)CD+DVD

7th Album 『STARLIGHT』
2015年3月18日発売
初回限定盤(CD+DVD) COZP-1033〜4 ¥3,800+税
通常盤(CD) COCP-39058 ¥3,000+税
アナログ盤COJA-9291 ¥3,800+税 ※初回限定生産
〔収録楽曲〕
01.Hattrick'n
02.(Everybody is)Like a Starlight
03.You Can Believe
04.紅くて咲こうとした恋の
05.TOKYO NORTH SIDE
06.迷信トゥゲザー
07.Route69
08.Step Up Rock
09.STRONGER
10.クリア

初回限定盤DVD内容:
2014/12/28 Sun. NIPPON BUDOKAN
YOSHII KAZUYA SUPER LIVE 2014 〜此コガ原点!!〜
01.WEEKENDER
02.VS
03.シュレッダー
04.MUSIC
05.点描のしくみ
06.ビルマニア
07.襟裳岬
08.アバンギャルドで行こうよ
09.SUCK OF LIFE
10.FINAL COUNTDOWN
11.クリア
12.ボンボヤージ


タイトル名が新鮮!
「紅くて咲こうとした恋の」
ソソられます。どんなでしょうねえ!ワクワクします。
山田孝之東京都北区赤羽」エンディング曲だという
「TOKYO NORTH SIDE」が非常に楽しみです。
そして「迷信トゥゲザー」、
吉井和哉ならではの世迷言を早く聴きたいです。
「Route69」というタイトルに自信のほどが伺えて
頼もしいなあって思えました。
けれど限定盤特典として付くDVDが
「YOSHII KAZUYA SUPER LIVE 2014 〜此コガ原点!!〜」と書かれているのに
カヴァー曲は、「襟裳岬」だけというのが残念過ぎます。
私は、武道館LIVEは、まるごと収録のDVDが発売されると信じていました。
新アルバムのおまけなんかじゃなく、単品で発売して欲しかったです。
権利の問題があるのでしょうけれども、
「〜此コガ原点!!〜」というものを、映像でも
魅せて欲しかったなあ。
『STARLIGHT』のジャケットは、吉井さんには珍しく思ったけれども
キラキラ具合と斜めの感じがちょっとだけ
「PUNCH DRUNKARD」

に似ている気がしてドキッとしました。
同時に披露されたアーティスト写真は、、、
何だかちょっと好みとは違うなあ。
赤いジャケットは、格好イイ筈なのにう〜む。
皺もなくのっぺりしてるのが、何か嫌(笑)
あの帽子の組み合わせもちょっと好きじゃない。
私の好みと今の吉井和哉の嗜好とは、だいぶ違っているように
感じてしまうので、ニューアルバム「STARLIGHT」を
ちゃんと受け止められるのだろうかと
そこのところが不安です。怖いなあ。
とにかく早く衝撃を受けたいです♪

ボンボヤージ

吉井和哉の新曲「ボンボヤージ」は、
『重い扉のハンドルをまわして閉めたら
旅立ちだ』というフレーズで始まる。
この旅立ちは、「死出の旅」なのだねえ。
「天国旅行」の時は、同じ「死」というものを
扱った曲といえどもあちらは、
恍惚感というか死への憧れさえ感じさせられたけれど、
あれから18〜19年も経た現在の吉井和哉
生み出した「ボンボヤージ」は、
装飾を取り去った、よりリアルな
生の終り、「人生の終り」という旅立ちを
歌った曲なのだろう。
旅立ちという意味で、「死」と「生」という
真逆ではあるけれども、とりわけ今日この
曲が心に沁みる。
本日1月10日未明、我が家に初孫が誕生した。
予定日より15日早く体重が2687gと
若干小さめだけれど、元気な男の子だ。
人生の旅路、大きな冒険の始まりへようこそ!
『良い旅を』!

「Be My Last」『宇多田ヒカルのうた』

宇多田ヒカルのうた」が届いた。
吉井和哉がこのカヴァーアルバムにこの曲で参加すると知った時、
「Be My Last」とは、また随分と難しい曲を選んだものだと、
驚くと共に大丈夫かしら?などと若干懼れてもいたのだけれども、
そんな心配は、杞憂だった。
原曲の痛いほどの切なさと儚さを損なうことなく、
更に吉井和哉の歌声と馴染のナポリタンズの面々のサウンド
弩ツボだった。
”Be My Last あぁ〜ああぁ〜あぁ〜ああぁ〜”
癖になる。やめられない止まらない。
母への複雑な心情、無償の愛、輪廻転生、
色んなテーマがあるのだろうと推察するけれども、
吉井の歌からはただ一層、ひたむきに「愛」を
求めるひたむきさ、痛みというものを感じた。
このところ「ヨシー・ファンクJr.〜」ばかりを
ヘビロテしていたが今日からは、
このアルバムが加わるだろう。
SAKURAドロップス井上陽水
まさかのラテンアレンジに度肝を抜かれたけれども流石だ!
それぞれが個性を生かしながらのカヴァーだ。
岡村靖幸の「Automatic」、
ハナレグミの「Flavor Of Life」、
大橋トリオの「Stay Gold」が好きだ。