ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

LOOKING BACK THE DAYS OF“BUNCHED BIRTH”

昨日は5月15日、2年前のこの日は、エマさんの母校日大キャンパスで
イエローモンキーがゲリラライブを行い、
そしてその夜にあの「峠」を一発録りした記念すべき日だ。
アニーがこのライブの事を「単純にライブを楽しむ事が出来て
そのライブを終えてスタジオに行って『峠』という曲を録ったら
これがまたすばらしいテイクになったと。このゲリラライブなしでは今回の
『8』というアルバムも語れないって...。5月15日は
ザ・イエローモンキーの年表に太字で載るのかなっていう感じの日に
なったって言った事がある。そしてこの「峠」を録った時、
4人全員が同時に同じ世界を見つめていたかのような一体感があった、と
かつてエマとアニーはラジオの中で語っていた。
あれから2年です。4人は今、どんな道を其々歩いているのだろう?
登るべき山は見えているのだろうか?それとも深い霧に覆われて
足元も危ういような険しい道なのか?
荒野を進む4人の道はきっと何時か一つになると、私は疑う事もなく
信じているのだけれど。

何故か急に思い立って、イエローモンキーの処女作「BUNCHED BIRTH」に
ついて4人が話している「BUNCHED BIRTH」スコアブックのインタヴューを
読んでみた。
発行は98年4月30日となっている。
イエローモンキーを疲弊させてしまった驚異のロングツアー
「パンチドランカードツアー」の直前の取材だったのだろうか?
この中で彼らは、《“この4人でこんな音が出せるんだ!”
“とにかくこれがやりたいんだよ!”っていう純粋さ?
それだけでホントに成立しえた、オレたちにとってかけがえないアルバム》
だと語っている。
《早くイエローモンキーに復活して貰いたい》という願いは
日毎大きくなっているのだけれど
「吉井さんの曲が聴きたい。歌って下さい。」と言いたくて堪らないけれど彼が
そしてメンバーが《音楽をやりたい》という衝動を取り戻してくれなきゃ
何にも為らないのだね。
1年4カ月も経っても、私は全く進歩がないなあ。
ただ淋しいと言いながら待っているだけだ。
メンバーが帰ってきた時に「モンキーのファンです!」って
胸張って言えるようなファンに為りたいと思っていたのに、
こんなんじゃ駄目だね。
何をすれば良いんだろう。どうすれば良いのだろう。