ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

風は強いけど

今日5月15日はHEESEY WITH DUDESツアー最終日であると同時に
THE YELLOW MONKEYの「峠」が生まれた記念すべき日だ。
日大キャンパスでゲリラライブを行なったその夜に、一発録りで「峠」を作った、
この日は特別な日である。
「峠」を聴いていると、この曲の詞と音の生み出す世界に取り込まれて仕舞うようで、
THE YELLOW MONKEYというバンドそのものの姿が生々しく迫って来るようで、
胸が熱くなる。
苦しくて切なくて、でもこんなに魂を揺すぶられる曲はない。

HEESEY は『アルバム一枚、ツアー一回で
終わる気なんか無い。またみんなの前に現れる!』と力強く宣言したそうだ。

HEESEYのこのバンドに掛ける意地と熱意が感じられてとても頼もしい。
と同時に、HEESEYにとってのTHE YELLOW MONKEY が遠い存在に為りそうで怖い。
私は今回のHEESEY WITH DUDESツアーには参加出来なかった。
夏のイベントの後にも活動を続け、秋とかにツアーをやる事になったとしても
私は参加する事はないだろう。そうたとえ吉井和哉のソロ活動が始まったとしても、
活動が東京やその他大都市で行なわれる限り、私にはかなり無理がある。
それは仕方のない事だし、自分で選んだ生き方だからそれでいい。
でも、そういう人間がホームページを運営する事にもどかしさ、
もっと言えば引け目さえ感じていた。

けれど、今ようやく思うのは、THE YELLOW MONKEYを好きだと言う気持ちは、
何ら恥ずかしく思う事は無いんじゃないのか、という事だ。
年齢、境遇で「気持ち」の価値が変わるんだろうか。そんな事は無い筈だ。
気持ちを文字に残しておこうと思う。色んな人の気持ちも聞いてみたい。
だから今日5月15日という大事な日に、私はホームページを新装開店した。
私はとても不器用な人間だから、真っ直ぐちゃんとした道を通っては行けないだろう。
きっと色んな石につまづいたり転んだり、どこかにぶつかったり。
でも、歩き続けようと思う。蹲ったままの時は此処もお留守になっている時だろうから、
その時はどうぞ喝を入れて下さい。お願いします。