ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

「ブラウン・バニー」サントラ  

YOSHII LOVINSONが見たい映画として名を挙げていた
ヴィンセント・ギャロ製作・脚本・監督・美術・撮影・編集・主演
ブラウン・バニー」が気に為って堪らない。
けれどこの田舎では、上映される筈もなく、DVDが出るのは一体いつの事かと
萎れていたら、サントラは既に出ているという事なので
早速購入した。Amazonにして正解だった。あのジャケでは、
レジに持って行く勇気がないもの(笑)
ギャロが選曲したという1.から5.までの60年、70年代の楽曲は、
素敵だ。これらの音楽がどんな映像のもとに流れているのか、
期待が高まる。6.から10.までは、レッド・ホット・チリペパーズの
ギタリストであるジョン・フルシアンテがこの映画の為に
サウンドトラックを製作している。
映画のストーリーからイメージして曲を書いたそうだ。
実際は、映画には使われなかったが、ヴィンセント・ギャロは、
ジョンが作った音楽のCDを毎日聴き、撮影を行っていたという。
ジョンの曲は、ギターの響きが素晴らしい事は勿論なのだが、
歌声も良い。愛のもの狂おしさ、孤独、そして美しさ、そういうものが、
このサントラから強く伝わって来る。
映画を観る先にサントラを買う事に躊躇いもあったけれど、
これは、音楽としても非常に優れた作品だと思う。
YOSHIIさんは、もう「ブラウン・バニー」を観る事は、出来たのだろうか?
どういう感想を持ったのか、聞いてみたい。
ジョン・フルシアンテのソロ・アルバム「シャドウズ・コライド・
ウィズ・ピープル」も入手済みだ。これは、明日聴こう。
この人は、もの凄いハイペースで作品を作り続けているんだよね。
正に驚異的だ。YOSHIIさんも、このサントラとソロ・アルバムで
大きな刺激を受けているんじゃないかな。
『それでは、セカンドアルバムの製作に取り掛かる。』
本当に頼もしい言葉を我々に残してくれたそのセカンドアルバム、
期待しています。