ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

「KILL BILL」Vol.1・2の次は「女囚701号さそり」へ行きそうな自分が怖い

YOSHII LOVINSONの新着コラムに、『映画KILL BILL』の話題が
書かれてあったので、KILL BILL→「修羅の花」
梶芽衣子主演映画「修羅雪姫」)&
「怨み節」(梶芽衣子主演映画「女囚さそり」主題歌)
THE YELLOW MONKEY97年ライブツアーBGMに流されたという話を
思い出した。大きなライブ会場で突然
“花よ 綺麗とおだてられ
・・・女 女 女いのちの 怨み節”女の情念たっぷりに
梶芽衣子さんの凄みある歌声が響いたかと思うと、体感出来なかった事が
つくづく悔やまれる。さぞ衝撃だった事だろう。
それにしても、この曲をライブ直前に流すTHE YELLOW MONKEYというバンドは、凄い。
映画「KILL BILL」は、前作の公開時TVで良く流れていたCMで
梶芽衣子の「修羅雪姫」そっくりのシーンが流れていて面白かったのを
覚えている。多分「KILL BILL」に合わせて放映されていたのだろうけれど、
CS放送で遣っていた「修羅雪姫」「修羅雪姫 怨み 恋歌」を観た。
父母の仇を討つ為に、梶芽衣子扮する雪は、
仕込み杖の刃を片手に、独り修羅の道を尽き進んで行く。
黒沢年男原田芳雄など彼女に思いを寄せる男達の壮絶な死に様、
岡田英次の悪役っぷりも良かった。
亡き父と兄の復讐を産み落としたばかりの我が娘・雪に託して
絶命した母の怨みを糧に育った修羅の華・一輪・・・
血飛沫を浴びる梶芽衣子は、超絶美しい。
肉親の復讐という私怨が、ストーリーが進むにつれて次第に
強大な国家権力への闘争へと変わって行く所も興味深かった。
「KILL BILL」の方は、ハリウッド色がキツ過ぎるようで何となく
敬遠していたのだけれど、
さっきTVで流れていた宣伝番組を観ていたら、
「KILL BILLザ・ラブストーリー」は、その名の通り「愛の物語」だと
言われていて興味を覚えた。それじゃあ最初から観るしかないな。
TRYしよう。

さて、冒頭のYOSHII LOVINSONコラムでは、
7/28発売予定NEW SINGLE「トブヨウニ」のカップリング2曲
「BLOWN UP CHILDREN」と「HATE」は、『at the BLACK HOLE』に
収録されなかった曲たちが完成されたものであると述べられている。
『今回のシングルは、ある意味とても濃いので是非聴いてみて下さい。』
凄く自信が感じられるねえ。
YOSHII LOVINSONと表記されるように為ってから、曲のタイトルが
英語や「カタカナ」ばかりだけれど、
『映画KILL BILLのサントラが好きだ』と『97年頃の自分のモードを思い出した。』と
コラムに書いているYOSHIIさんには、
“紫の炎ツアー”で流れた『怨み節』みたいに
日本人ならではの情念溢れる世界も魅せて呉れる事を願う。