ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

奏でる音 

未来に、まして人のする事に「絶対」などないと思っている。
ずっと解散ライブもメンバーからの説明も何もいらないと思って来た。
bridgeでのインタヴューで、もう充分だった。
東京ドームでライブを演るのではない4人の姿なんて、
そんな哀しい光景を見たくは無かった。

それでも彼らがファンの前でTHE YELLOWMONKEYに別れを告げ、
きちんとケジメをつけたいと言うのなら、私は彼らの望む通りの方法で
遣り遂げて欲しいと思う。
バンドを形作った品々や歴史を綴ったビデオが流れた後に、もしも4人の中に
湧き出すメロディーがあれば、その時4人の手にマイクがあれば、
歌い出したって良いし、吉井さんだけじゃなくエマもヒーセもアニーも
歌ったって良いし、展示してあるアコギを使ったって良いし
(その場で調弦してくれて良い♪アニーはどうします?)
そんなの大掛かりなセットもP.Aもいらないじゃないですか?
ライブを遣って欲しいと言っている訳じゃ無いのだ。
別に音を出さなくたっていい。皆が心の中でTHE YELLOW MONKEYの音楽を
奏でるだけで、それで良いと思う。
彼らが望むままに、心置きなく終焉を迎えられるそういうイベントであって欲しいと
願っている。
東京ドームに展開されたTHE YELLOW MONKEYの世界、
私はその場で何を心に刻むのだろう?私の胸に鳴る音楽はどんなだろう?

ずっと逢いたいと願って来たTHE YELLOW MONKEYを通して知り合った人達と
共有する空間はどんなものだろう?興奮と期待で一杯になっている。
チケットが抽選制だと言うことが唯一気掛かりだ。
会場は東京ドームなのでしょ?
ペチコートレーン会員で希望する人全部入れてくれたって良いのに。
一般入場者だって充分収容出来るでしょうに。
クジ運が悪いから、かなり心配だ。
THE YELLOW MONKEY最後の場に、私も立ち合わさせて欲しい。