今日は、THE YELLOW MONKEY LIVE BOXを開けた。
まずBONUS DISCだ。
1994年7月17日日比谷野音でのマリーが歌う「4000粒の恋の歌」。
若い!そして美しいマリーさんだ。
恋に破れたオカマの歌をこんなに情感たっぷりに歌うんだもなあ。
凄いバンドだ。
4年後1998年12月28日「メカラウロコ9」に現れたマリーが歌う「MERRY X’MAS」。
壮絶な114本のパンチドランカーツアー中に行われたこの「メカラウロコ9」に
『4年ぶりに現れたオリンピックのようなアタシ』だの
『イエモンさんもおビッグになられて・・・』
などと会場を沸かせた後、歌い出すないなや一気に会場全体を
掌握し尽くすあの磁場の強さは凄まじい。
4年前より声は低く力強く、年輪を経た
大女優のような貫禄さえ伺えた。
次に観たのは「RED TAPE」だ。「紫の空」にゾクゾクさせられた。
間奏で仮面を付けクネクネと踊る吉井和哉が途轍もなく妖しい。
こんなにまで官能的でいかがわしいバンドはどこを探しても他にないだろう。
「天国旅行」でのこのバンド全体の圧倒的なパワーに満ちたLIVEを、
もう見られないのかと思うと、本当に悔しい。
けれどこの10枚のDVDに収められた宝石のようなLIVE映像を残してくれた事を
今は感謝しようと思う。あなたたち、最高に格好良いよ!
ブックレットの最後に載せられた膨大なLIVEの数を見て改めて思った。
たくさんの最高の時をありがとう。