ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

YOSHII LOVINSON TOUR 2005 AT the WHITE ROOM

フジテレビ721の放送を見た。
うっすらと顎に不精髭のYOSHIIに驚いた。
男臭くてセクシーだ。この日は「20GO」から始まるセットリストだ。
YOSHII LOVINSONの幕開けに相応しい曲だ。LIVE会場で聴きたかった。
続く「欲望」でN.Kホール全体を一気に一つの磁場を作るYOSHIIは、
やっぱり類稀なROCK STARだ。「SIDE BY SIDE」“無理に笑うの よせ”の
あの笑顔は凄みを帯びていた。「WANTED AND SHEEP」ギターが良い!
「RAINBOW」の照明の美しさは、際立っている。
そして「HATE」が演奏された。
生で聴けなかったのが本当に残念だけれど、
こうして映像を見る事が出来て本当に良かった。
「MUDDY WATER」で、「毛抜けホール」から“ばっ”を出す方も出す方だが、
それにピッタリ合わせる皆が素晴らしい!
メンバー紹介で、あっくんも根岸さんもバーニーさんも
『結婚します』と言って、最後に散々照れて?焦らして、
『ミュージシャンとして結婚しました』とエマを紹介した時、
話には聞いていたのだけれど、もしかしたら放送はされないのじゃないかと
思っていたから、この目と耳で確かめられて嬉しかった。
『ミュージシャンとして結婚』これ以上の深い信頼はないのじゃないかな。
末永く仲睦まじく年輪重ねていって下さい。
アンコール1曲目「スティルアライヴ」ツアーで一番印象深かったのは
この曲だ。LIVEで心の奥まで響いたあのギターの音色を忘れない。
「トブヨウニ」本当に気持ち良かった。
N.KホールLIVE映像に続いて、YOSHIIのツアー移動風景と短い
インタヴューが流された。
『長い間活動して来て、リセットして、一度無にしなくてはいけなかった。
そこからまた始める事の難しさ・・・』
YOSHIIは、7/1N.Kホールで『見て下さい。これが、生還したミュージシャンです!』と
自分を指差した。
「LIVEがLIFE」だったTHE YELLOW MONKEYを終わらせてソロのミュージシャンとして
生きようと初ライブに臨んだ時、THE YELLOW MONKEYのキャリアが大きかった
からこそ、「ゼロからスタート」しようとするその意思それ自体が、
相当厳しいものだったのだろう。
1ヶ月の全国ツアーを廻り東京(N.Kホールは千葉だけど)に帰って来て、
YOSHIIは、『生還した』と言えるくらい充実感を感じていたんだね。
あの場面では、胸が一杯になった。

N.KホールLIVEの後はPVが流されるのかと思っていたのだけれど、
7月4日ZEPP東京での「欲望」「SPIRIT'S COMING」 「トブヨウニ」が放送された。
自分が参加したLIVEが映像になるというのは凄く嬉しい。
昼過ぎにYLOFCから『LIVE DVD 11月23日発売決定!!』の
知らせが届いた。
YOSHIIが話していた通りタイトルは、「スティルアライヴ」
『STILL ALIVE 〜YOSHII LOVINSON TOUR 2005 AT the WHITE ROOM〜』に
なるそうだ。
これほどピッタリ嵌るタイトルはないよね。
フジテレビ721でのオフショットやインタヴュー部分もとても
興味深かったから、LIVE DVDではどのような構成になっているか、
非常に楽しみだ。