ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

インタヴュアー渋谷陽一氏がYOSHII LOVINSONソロツアー総括&
吉井和哉への改名宣言に至る心境など、流石と唸らされる程、
きっちり吉井に迫ってくれている。
まず公園で撮影されたYOSHIIの顔が穏やかで、特に見開きページで
前方を見遣る眼差しが力強い自信に充ちているようで、
良い表情だと思った。
草原で腰を下ろし微笑むモノクロの写真がとても好きだ。
「at the BLACK HOLE」の頃の写真とは、本当に顔が凄く変わっている。
N.Kホールでの『無事生還したミュージシャンです!』という発言が
想像以上に大きな意味を持っていたのだという事が良く判った。
『一時はもう、イエローモンキーもないし、
俺は音楽できないかなあってほんとに真剣に思ってた』
『一線を退こうかとも思ってたし』
あれだけの人がもう表舞台に立てないかもとまで思っていたという事が、
何度かインタヴューなどでそれらしい発言があったけれど、
今ひとつ実感出来ていなかった。
けれど今回のこのbridgeで、YOSHIIのあのBLACK HOLEは、
そこまで過酷なものだったのかと改めて感じた。
ソロ初ツアーを終えて「覚悟」が付いたんだね。
『新しい吉井和哉として標準語をそろそろ作っていこうかなって』
頼もしい!
この発言を引き出してくれた渋谷陽一氏に大感謝だ。
「声とメロディと歌詞があれば、それは吉井和哉として成立する」
本当にこれは私も同感だ。
もう色々遠慮なんてしないで欲しい。
イエローモンキーの曲をLIVEで遣りたくなったら演ればいい。
今の吉井和哉がイエローモンキーの曲をどう表現するのか興味深い。
カヴァー曲だって聴いてみたい。
過去に囚われて色々反応する人も中にはいるかもしれないけど、
貪欲に柔軟に吉井和哉の音楽を体感したいと願っている
ファンも多い筈だ。
自由に羽ばたいてください。
今日「ぴあ特設サイト」が開設されて
益々ボルテージ上がって来た。
〜MY FOOLISH HEART〜ツアー楽しみでならない。