ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

「SWEET CANDY RAIN」発売当時、YOSHIIはこの歌を、
都会の師走の風景、不良少女が何かを決意して・・・という風に
語っていた。自分の中にはこの「SWEET CANDY RAIN」の少女が
いるのだとも表現していた。
私は、この歌の“みんな帰りたい ほんとはもう”ここを聴く度、
胸をぎゅっと掴まれる想いがする。
“救いだった神にすらもう
 SAY GOOD BYE
 SAY GOOD BYE SAY”
神に縋る弱い過去の自分に別れを告げて、
自分という命を育んでくれた血縁や友人や全ての周りの人達の
愛を噛み締めて、主人公の彼女は歩き出すんだよね。
“もう誰のせいにもしないって”って誓いながら。
来年のLIVEツアーで是非、この歌を歌って欲しい。

そして「BLOWN UP CHILDREN」も生で聴きたい。
本当の事を言えば、「BLOWN UP CHILDREN」だけでなく、
この曲の元になった「Momiji Red leaves」を聴いてみたい。
紅葉の季節だから「at the BLACK HOLE」特典DVDの中で
ほんの少しだけ見られる「Momiji Red leaves」が気になってならないのだ。
『この曲はオンエア出来ないから』
“太陽を待ちながら Love ? You Love ?全部赤くなった”
「全部赤」は、子供達の血の色、赤く色付きやがて葉を散らす情景を
思って仕舞うのだけれど、「BLOWN UP CHILDREN」の方は、
争いを繰り返すこの地球という星に生まれた新しい命たる子供達へ
託す希望と願いが感じられてとても清々しく思える。
この曲も本当に大好きな歌だから、LIVEで新生吉井和哉
どう表現してくれるのか、とても興味がある。
歌って欲しい。