ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

吉井和哉 TOUR 2006 〜MY FOOLISH HEART〜 のサポートメンバーが発表された。
GUITAR:菊地英昭
GUITAR:日下部正則
BASS:根岸孝旨
DRUMS:古田たかし
KEYBOARD:柴田俊文

TOUR 2005 AT the WHITE ROOMでのエマとバーニーのツインギター
根岸さんのベース、そしてあっくんのドラムというバンドサウンドは、
想像以上に吉井の曲にパワーを与えていた。
そしてその要にベースの根岸さんがいたと感じていた。
しなやかな美獣ドラマーあっくんをもっと見てみたかったけれど、
RIZE本体の活動も忙しそうな彼はもしかしたら、とも思っていた。
新加入のドラムス古田たかしさんが根岸さんと縁の深い方だと知って、
そして更にキーボードの柴田俊文さんも根岸さん繋がりらしいと
言う事で納得した。これは本当にがっちりしたサポート陣だ。
ベテラン勢揃いで吉井が一番年下という、一気に平均年齢上がりまくり、
ビジュアル的にも渋い路線になったようだけど♪
キーボードが加わって、どういうサウンド変化が起こるのだろう。
まだ聴けていないあの曲も演奏されるのだろうか。楽しみだ。

11月末になってもツアーサポートメンバーの発表がなくて、
「エマはちゃんと来てくれるのか?」と心配していたファンも多かったようだ。
でも何度も言うようだけれど私は、
「吉井がエマを手放す」などあり得ないと思っていた。
そして吉井が望む限りエマが吉井の手を離す事もないだろうと。
今はまだその時ではないだろうと。
エマのギターが吉井の楽曲に必要不可欠という事は勿論あるだろう。
けれどそれ以上にエマは、吉井の精神的支柱なのじゃなかろうか。
「STILL ALIVE」DVDのdisc2のドキュメントで印象的だったけれど、
吉井の繊細かつ大胆、小心かつ横暴というようなアーティストには、
気心が知れて懐大きく全て呑み込んで支えるエマという存在が
必要なのだと思う。心配性の母親のような戯言で申し訳ない気もするが、
いずれ吉井がもっともっと肝が据わって独り立ち出来る日が来るまで、
エマにはもう暫く吉井の傍に居てやって欲しい。
別に邪な考えに凝り固まってる訳ではない。
ヴォーカルとギターとのパートナーシップは特別なものだと思うし、
たとえこの先、吉井とエマが別々に活動する日が来たとしても、
それはTHE YELLOW MONKEYという大きな歴史の一部になるのだと思う。
ツアーメンバー発表と同時に、来年1月25日発売
「BEAUTIFUL」の収録曲詳細も出た。
01) BEAUTIFUL 02) HIKARETA 03) MY FOOLISH HEART
ツアータイトルになった「MY FOOLISH HEART」も勿論だけれど
「HIKARETA」が興味深い。
「惹かれた」「轢かれた」「曳かれた」「ひかれた」
多分また上手く裏切られるのだろう。