ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

J-WAVE 「TOKYO REAL-EYES 」での椿屋四重奏中田裕二くんとの
新春対談内でまず曲を、そしてその直ぐ後スペースシャワーTV
PVを見る事が出来た。
熊本での中学生時代からTHE YELLOW MONKEYが好きだったという
初々しい中田くんとの対談は、吉井がとっても懐の深い兄貴分という感じで、
「大人になったんだな〜」と感慨深いものがあった。
中田君に向かって『武道館やりなよ』ってハッパ掛けてる様子を聞くと、
憧れの人に自分達の曲を聴いて貰えてバンドの成長を期待して貰えて、
中田君がどんなに嬉しかっただろうと思うと、じんと来て仕舞った。
初オンエア「BEAUTIFUL」は、期待以上の曲だった。
穏やかで優しい曲調なのだけれど、日常の苦しさ厳しさを纏いながらも、
全身で守り慈しんで生きたい大切な命の花・・・
吉井は『小さな祈り』『静かな願い』と歌っているけれど、
純粋なこの言葉に途轍もないほど凛とした力強さを感じた。
渋谷陽一氏が絶賛していただけの事はあるね。
THE YELLOW MONKEY時代ともYOSHII LOVINSONとも違う
吉井和哉の今を感じた。
続いて放送されたスペースシャワーでのPVは、高橋栄樹監督と聞いて
イメージしていたものとは大分違っていて驚いた。
もっと作りこんであるものを想像していたから。
表記が「高橋英樹」になっていたけれど、お名前変えられたんだろうか。
ロンドンの教会で撮影されたというその映像は、
とてもシンプルだけれど、非常に美しい。
荘厳な教会の内部に置かれたピアノを奏でる吉井は、
10年程時を遡った如くに美麗だ。
ピアノのあて振りが少々気恥ずかしく感じたけれど
(どうせならもっと特訓して美しい指先も映して欲しかった!)
ピアノを弾き歌う吉井の姿形・表情は美しいし、古都の街並み、
そして最後に映し出された虹に感動した。