ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

JAPAN2月号「YOSHIILOVINSON終結 吉井和哉始動インタヴュー」を読んだ。
最初のページの煙の向こうでポーズを取っている吉井和哉
目に入って来た瞬間、「これが吉井和哉だぁ!」と
叫び出しそうなくらいだった。
ドライアイスを60kgも使って作り出したという煙の中に佇む
黒コートの長髪の吉井は、やっぱりそんじょそこらには到底
見つかりっこないROCK STARなのだね。
ヴィジュアルで遣られたその後は、インタヴューの内容にも
心底遣られた。
まず『原因があるから結果がある』と語った部分について、
吉井が今までの自分を厳しく見つめてずっと考えて考え抜いて、
そうして掴み取ったものがどれ程大きく深かったのかという事を
感じた。
そして『THE YELLOW MONKEYに未練があった。淋しかった。』と
口に出して言えたという事に正直驚いたと共に、
「ああこの人はひと山超えたのだな。」と感慨深かった。
「BEAUTIFUL」という曲は、穏やかで綺麗な一見地味にも聴こえる曲だろうけれど、
とても懐の深い力強い曲だと私は思う。
その上3曲目の「MY FOOLISH HEART」がもう最高に魂に沁みる曲なのだもの、
この吉井和哉デヴューシングルは、今の時代の人達にも
きっと響いて行くに違いない。
私は心配はしてない。本人も言っているけれど
『気が済むまで』吉井和哉が歌いたい曲を演りたい音楽を
追求していって欲しい。
それが私の大切な本当の気持ちかな。