ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

目に映る景色、耳に聴こえる音、全てがBEAUTIFUL!
1月25日Zepp 名古屋KAZUYA YOSHII TOUR2006『My Foolish Heart』初日を見た。
新曲「BEAUTIFUL」「HIKARETA」「MY FOOLISH HEART」を生歌と演奏で聴く事が
本当に楽しみで為らなかったけれど、新しいメンバーを迎えての
新生・吉井和哉ライブは、想像を遥かに超える素晴らしいものだった。
昨年6月以来の2度目のZepp名古屋は、駅から歩いて10分と近いのが嬉しい。
お友達と会場までの道のりをライブへの期待に胸弾ませて歩くのも楽しい。
会場へ到着して直ぐ名古屋のお友達に声を掛けて貰え、
また東京からおいでた御友達にも見つけて貰えて感謝。
長い列は何かと思えば今回も会場限定Tシャツを販売しているのだという。
パンフレットカレンダー、ポストカード、ストラップetc.行けない会場のが欲しくて
困ってしまう。
風が冷たくて、グッズを買い終えた頃にはすっかり体が冷え切っていた。
真冬のスタンディングは辛い。
けれどいざ開場されてステージを目にしてしまえば、心も体もヒートアップ。
東京から駆けつけた御友達に会場内で会えてラッキー。一緒に見れて良かった。
前回とは、SEの雰囲気がだいぶ変わっていてとても良い感じに身体に馴染んでいた。
新潟初日のあの凄まじさを経験していたので、始まったら凄くキツイだろうと覚悟
していたが、エマさん、吉井さんがステージに登場して第一曲目が鳴り始めても、
殆ど圧迫は受けなかった。
エマさんの立ち位置が奥まっているのが残念ではあるが、
斜めから吉井さんを綺麗に視界に入れることが出来、ドラムのしーたかさん、
ベース根岸さん、
バーニーさん、そして一番遠いもののキーボード柴田さんのお姿も見る事が叶う
大変素晴らしいポジションで
見ることが出来た。吉井さんのライブはこれで5回目だけれど、
これまでで最高の状態でLIVEを堪能出来た。
吉井和哉のいでたちは、薄での白いコート、白いパンツ、白スニーカー。
軽くウエーブした長めの髪でジョン・レノン・スーパーライブの時より若返って
実に可愛い感じだ。
エマさんは、ダークな細ストライプのスーツにTシャツ姿、髪がストレートっぽくて、
ほっそりと美しい立ち姿だ。
1曲目は、「TALI」。この曲で始まるとは思っていなかったが、改めて良い曲だ。
2曲目が、「CALL ME」。シングルヒット2連発だ。
そして3曲目「SIDE BY SIDE 」これも好きな曲で大人の色気にゾクゾクさせられる。
コートを脱いで長袖Tシャツになっていた。
次は、「SADE JOPLIN 」アルバムで感じたソフトでアダルトな感じが、
LIVEでは凄くROCKになっていて驚いた。
ギター・ベース・ドラム・キーボードそして吉井の歌が合わさって
生み出されるサウンドに痺れた。
次は、前回夏のツアー中4回通ってついに一度も聴けなかった「HATE」。
やっと聴けた。待ち望んでいただけの事はあった。次は「FALLIN' FALLIN' 」。
今回は、前回演奏されなかった曲をやってくれて実に嬉しい。
『この曲には沢山のTAKEがあります。少しづつ披露していこうかなと思っています。』と
かいうMCに続いて歌い出されたのは「BLOWN UP CHILDREN 」これが聴きたかった!
いつか「RED REAVES」も是非聴かせて下さい。
8曲目「20 GO 」
9曲目「欲望 」
10曲目「RAINBOW 」
11曲目「MUDDY WATER」
12曲目「BLACK COCK'S HORSE」
13曲目「FOR ME NOW 」
途中『これでも楽しいんですよ〜。皆さんに一杯曲を聴いて貰いたいんです』というような事を言っていた。
『3年前の自分は良い歌作っていたんだなあ』などと言いつつ歌い出したのは
「SWEET CANDY RAIN」これを早く聴きたかったんですよ。本当に良い歌だ。
歌ってくれてありがとう!
PHOENIX」と 「FINAL COUNTDOWN」の次に「WHAT TIME 」。
「at the BLACK HOLE」と「WHITE ROOM」の中でずっと聴きたかった曲を
みんな遣ってくれた。
本編ラストは「BEAUTIFUL」。
演奏するメンバーも歌う吉井もその音とエネルギーを体感する我々も
会場全体がBEAUTIFUL!と、そういう風に感じた。
アンコール、エマさんは上着を脱いで白Tシャツにクロスのペンダント。
吉井はお着替え無し。
アンコール1曲目は「HIKARETA」メンバー紹介があっさり過ぎる。
本編途中エマの頬を吉井がマイクで撫でるというシーンがあったのだが、
あの時のエマの笑顔が忘れられない。
前回ツアーと違って昨日のエマは、ステージ前方に出てアピールしてくれる事は
無かったけれど、ネギさんの横に行って合わせてガンガン弾いている姿は、
やっぱり格好良かった。
ラストは、「MY FOOLISH HEART 」生歌・生演奏は想像以上に威力があった。
吉井和哉という人の生き様、歌う使命、背負ったものの大きさ、
これから歩んでいく道のり、この曲で終わるなんて遣ってくれちゃうなあ。
終演後、名古屋のTHE YELLOW MONKEYファン大先輩の方に声を掛けて頂いた。
長い間吉井を見続けて来られた方が「吉井さん良かった」と言っておられて、
とても嬉しかった。
声も良く出ていたしとても力強い歌でしたよねえ。
前回のツアーよりも歌の説得力が増したように思う。
LIVEそのものの時間は、前回と変わらないけれど、とても密度が濃く、
曲順もとても考えられている為か、
中ダレする事もなくとても素晴らしいツアーのスタートだったと思う。
私が次参戦出来るのは、大阪城ホールのみだけれど、各地のツアーを重ねるごとに
どんどんこのツアー内容は、どんどん進化して行く事だろう。
一ヵ月後の最終日が楽しみだ。