ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

吉井和哉コラム

今日更新された吉井和哉のコラムで、
「7月6日と7日の七夕の日は静岡にいた」と書かれていた。
21歳で亡くなられた親友のご両親と弟さんに久しぶりに逢って、
その後で思い出の地を車で巡ったのだと。
「JUST A LITTLE DAY」のメロディが浮かんで来る。
漠然と感じたのは、吉井和哉が今自らのルーツを再確認して
噛み締めて、そっと背中を押して貰いたかったんじゃないかな
という事だ。

歌詞作りもリズム録りももマスタリングまで全ての作業を
アメリカで約2ヶ月もの期間を掛けて創り上げたアルバムが
完成した事を生まれ育った故郷に報告して来たのだろうな。
いち早くアルバムを聴いて貰った友人の方が
吉井和哉の解散(バンドではないが)のアルバムみたいだ』
と仰ったという記述にハッとした。
吉井和哉の解散アルバム」・・・
吉井和哉の持てるものを全てつぎ込んだ
集大成とも言えるアルバム、完成点に集束しているようであり、
逆に全く新たな旅立ちを感じさせる
起点でもあるような、そういう感触を持った。

『そして今、新しい目標が出来た・・・
もう、迷いはない。
オレは突っ走る』
いやあ、潔い宣言だねえ。どうぞ思う存分走って下さい。
あなたの往く道、見させて貰います!