ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

菊地英昭「LET THE MUSIC DO THE TALKING」

ROCK JET Vol.27を読んで改めて菊地英昭という人の
懐の深さと優しさを感じた。
思い返せば、2000年11月のTHE YELLOW MONKEY活動休止発表の時も、
2004年8月の解散発表の時も、エマさんの私達ファンへ
真っ直ぐに届けようとしてくれたその誠意ある言葉が
どれだけありがたかったことだろうか。
今回のこの「2006年夏からTHANK YOU YOSHII KAZUYAツアー」を振り返っての
エマの発言は、先日「吉川晃司LIVEツアー参加」を知らされて以来の
私の煩悶を消し去ってくれたものだった。
LIVEツアーに向けてのリハ最終日に突然ドラマーが抜けたという事態が
どれほど過酷だったか、本当に酒井愁君と鈴木敬君に来て貰えて良かった。
この直前のドタバタが吉井の喉に大きな影響を与えていたのだろという事は、
エマさんに教えて貰わなくては私は判らなかった。
自己管理が出来ていないって責める気持ちが強かったから。
でもエマさん曰く『吉井はいわば生の楽器』という言葉と
このツアーのLIVEにおける吉井の集中力の強さが
もたらした体調管理の難しさという部分、
吉井の喉が潰れてLIVEを延期せざるを得なかった事を『神様がくれた休み』と
評した箇所を読んで、グッと来て仕舞った。
吉井和哉は幸せ者だ。
エマさんが吉井以外のヴォーカルと一緒に演るのが嫌だとか
我侭言ってごめんなさい。もう言いません。
『望みは、曲を作って自分のギターを弾きたい。』
これがとても嬉しい。
エマさんの作った曲を聴かせてください。出来れば吉井和哉の歌で!

付けたしのようで悪いけれど、「high fashion4月号」も買った。
ディオール オム¥987,000のジップアップブルゾンとやらを着込んだ
モノクロ吉井和哉が映っていた。
顔腫れてて怪しさ炸裂ですけど(笑)
『どうでもいいかっこをしているとどうでも良い音楽になると思う』
流石だ。ジャージはもう止めたのだね。