ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

Eternity

「Shine and Eternity」の試聴が始まった。
“何とかshine〜”と言ってるらしいが、
ちゃんと聴き取れるのは“Eternity〜Eternity”の部分だけだ。
全部聴けるのはいつの事だろう。もどかしい。
“Eternity”・・・THE YELLOW MONKEY時代から吉井和哉は、
歌詞に「永遠」という言葉をよく使っていたけれど
“Eternity”というのは、彼のイメージには無かったなあと思う。
吉井の歌う「永遠」で一番好きなのは、
“永遠なんて一秒で決まる
 永遠なんていらないから”という衝撃的なフレーズの「SPARK」だ。
“唇を噛み合って 目眩がするほど抱き合って
 確かめたい 生きていたい”
その“一瞬の火花”が輝けば“永遠なんて一秒で決まる”!
『永遠=果てしないもの。終らないもの。時間を超越するもの。ゆえに
永遠とは時に縛られたこの現実世界の理を超越する存在・理を示す。』
「二人の愛は永遠」なんていう甘ったるい幻想を吹き飛ばす
この刹那感、でもそれだからこそ、今このひと時の愛を慈しみ、
かけがえの無いものとして燃え上がる命の煌きを感じさせられて、
吉井和哉の歌詞の中でも、最上級の表現だと思う。
「SPARK」発売は、96年7月10日だった。
もう11年経つのだね。
2007年7月の吉井和哉が歌う「永遠」は、どんなものだろう。
試聴で聴けたサビの部分だけだと、非常に爽やかな印象だったけれど、
万人向けの優しいだけのラブソングっていうのであって欲しくないなあ。
吉井和哉が歌う意味無いじゃないの。
彼ならではこその、ふっと気づいたらかまいたちみたいに
サクッと皮膚が切れてたみたいな、引っ掻き傷作っちゃてたみたいな(笑)
そんな痛みを感じさせてくれる曲だと良いのに。
ほんの暫くだけ視聴が公開されていた「マンチー」は、
“ほらほらマンチーが HEY!HEY!最高!最高!”と
非常にLIVE映えしそうな曲で、とても楽しみだ。


「永遠」について考えているうちに色々発表になった。
まず、連続リリース第3弾8月22日発売シングルタイトルが
『シュレッダー』!
意外なタイトルだ。
“粉々に引き裂いてくれ”って感じか?
次に待望のニューアルバム発売決定!
9月5日 「Hummingbird in Forest of Space」!
宇宙の森のハミングバード???
DVD付き【初回限定盤】と【通常盤】があるのだそう。
L.Aレコーディング風景を収録したDVDだろうか?
物凄く楽しみ!
そして、9月29日仙台から始まるツアーのタイトルが
吉井和哉 GENIUS INDIAN TOUR 2007』!
天才のインディアンツアー???
どういう意味か説明してくれるの、待ってます!