「シュレッダー」試聴が始まった。
ROCKIN'ON JAPANのインタヴューで『吉井節満載、全開』と
紹介されていて期待していたけれど、たった40秒の
この試聴部分だけで、こんなにも惹き込まれるとは思っていなかった。
“見つめあって 求め合って
言葉なんかは無くて
絡み合って 探り合って
二人を離さないで
それだけ思ってただけ”
何度も繰り返し聴かずにいられない。
全てに触れたくて堪らない。
『昔のファンもソロになってからの新しいファンも、
もしくは吉井和哉を知らない人にも届く曲だと思う。』という
吉井の発言を目にした時私は、
「ほう、そこまで自信持ってるんだあ。」とほんの少し
控え目に受け止めておいた方が良いかな等と考えていたから、
今日この「シュレッダー」試聴で申し訳なく思った。
やっぱり吉井和哉に間違いは無いね。
吉井和哉としては新境地の応援歌ロック「WINNER」、
爽やかさと切なさのブレンドが絶妙な吉井的には、
「新機軸の冒険作」である第二弾「Shine and Eternity」、
そして新たな共同プロデューサーを迎え制作した、
この「シュレッダー」・・・つくづく吉井和哉という人は、
戦術家だね。
「聖なる海とサンシャイン」の「サスペンド・ミノウ・ヴァージョン」を
思い出して仕舞った。
簡単に釣られてなるものかとフィッシャーマン吉井の出方を
窺っているいるつもりのこちらを易々と翻弄してくれちゃうんだもの。
≪妖しく激しく≫繰り出される吉井和哉の≪TACTICS≫に
踊らされるのは、なんて幸せな事だろう。
焦らさないで早く聴かせてよ!