ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

君の好きな赤い花の

CDでーた9月号をようやく手に入れた。
発売日に購入された方々の評判が良かったから、
とても楽しみにしていたけれど、想像以上のものだった。
裏表紙『独占撮影!!吉井和哉シングル&アルバムリリース
L.Aで全てを語る。』
ターコイズとオニキスかな?のインディアンジュエリーらしい
チョーカーとコインペンダント、大きなサングラス姿で空を見上げる
吉井和哉にクラクラして仕舞った。
ニューアルバム「Hummingbird In Forest Of Space」は、
ハミングバード」と「インディアン」がイメージになっている事を
詳しく説明してくれた事が嬉しかった。
“昔から音楽の象徴”になっている「ハミングバード」が
好んで吸うのは、“子宮みたいな形をしている”
「エンジェルフラワー」という花でその中は、“宇宙”と
されている。
ハミングバードはその宇宙の中に蜜を求めている”
“森なんだけれど宇宙で、宇宙だけど森”

吉井和哉の言いたい事とは少し外れるのかも知れないけれど、
以前ジョン・フルシアンテ
『自分は、音楽を作り出しているのではなくて、宇宙にある音楽が
自分に降りてくる』というような言い方をしていたのを思い出した。
また以前見た、イギリスのストーンヘンジで古代楽器をその当時使われた
楽譜で演奏する人が『宇宙と交信するようだ』と語っていたTV番組の
映像も頭をよぎった。

吉井がL.Aに到着した初日にサンタモニカのインディアンジュエリー
ショップで出逢った“迷路に迷い込んだ人間”という意味の指輪。
“人間は迷路に迷い込まなくてはいけない”
“迷路に迷い込むために生きている”という教えの指輪なのだそう。
凄い事をいうものだ!
私は常々『迷い道くねくね』状態を嘆いていたけれど、
“迷い込まなくてはいけない”のか!?
ありがとう、吉井和哉
思う存分迷う事にするよ♪
『今回のアルバムは、「at the BLACK HOLE」の
次みたいな感じがしている。・・・ブラックホールを抜けて
今回のアルバムの1曲目に来てる。・・・全部がすごく大きな世界に
なって来たような気がして』
この部分がとても心に残った。
「ビリでルーザー」だと自分を評する彼だけれど、
吉井和哉」にしか表現出来ない世界を歌える類まれなアーティストだ。
引き換えにしなくてはいけないモノも多いだろうけれど、
それでも彼には、“できるだけHAPPYを手にして欲しい”と願う。

ハミングバードって赤い花が好きらしいね。