ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

青い空

ROCKIN’ON JAPAN 2月号に井上貴子さんが
12月27日吉井武道館のレポを書いておられる。
「一万人の厄払い!一万人の忘年会!」
『「何か」に必死で貪りついた熱狂的な闘いの季節を経て、
ふと上を見上げたら空はこんなに美しかった。
とでもいいたげに、歌たちがキレイに浄化されていた』
流石に言いつくしてらっしゃる!
でもセットリスト14曲目「マンチー」になってるけれど、
27日は「LOVE LOVE SHOW」だよね。そこだけが残念。
吉井の顔は、とっても良い表情だと思うけれど、
やっぱり前髪長過ぎだよ。
フジテレビ721の中継録画映像を見ても思ったが、
目を隠そうとしているよう感じられて仕舞う。
汗で額に張り付く髪は、色っぽくて好きだけれども、
最初から目が隠れているような髪形は、嫌だ。
内面の弱気や自信の無さを疑って仕舞うのは嫌だ。
明後日から始まる「Dragon head Miracle tour 2008」では、
剥き出しの大人の男のROCKを魅せつけて欲しい!

「Don't Look Back In Anger」の
『空の青さだけが残った』というフレーズから連想して
私は今日、井上陽水の「青空ひとりきり」を聴いていた。

・・・・・・
青空 あの日の青空 ひとりきり

何かを大切にしていたいけど
体でもないし 心でもない
きらめく様な 想い出でもない
ましてや我身の 明日でもない
浮雲 ぽっかり浮雲 ひとりきり
・・・・・・

何物にも縛られず自由を求めて、
けれどその「青い空」は、どんなにも孤独が際立っている事か。
JAPAN 2月号に載せられた一万人の観客を熱狂させている
ステージ上の吉井和哉の姿は、
何故か私には、一万人と同化する存在ではなく、
ただただ「個」を主張しているように視えた。
1月22日広島厚生年金会館のステージに立つ彼を
私は、どういう風に感じるのだろうか。
震える程に楽しみだ。