ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

オリーブの首飾り

短歌の事は良く判らないけれど、『淋しいのはお前だけじゃな』
という言葉がとても好きだ。
相反するようだけれど、『お前もなー』という言葉も好きだ。
淋しがったり苦しがったりしている自分を
ふっと肩の力を抜いて楽にしてくれる力がある。
『お前は馬鹿だ。』と言われて、
『そうだよ。馬鹿だよ。でもそういうあなたも同じように馬鹿だよね〜。』って
笑える余裕がある。
THE YELLOW MONKEYにも同じような歌があったね。
『オリーブの首飾り』
二人だけで 踊りたいのさ
実らない恋の踊りをあなたと
僕の声と貴方の声が 遠い星の彼方に届くように
オリーブのオイルを 貴方の身体に塗ります
滑る 滑る 滑る 滑る 滑る

僕は馬鹿さ あなたも馬鹿さ
馬鹿と馬鹿を足したら 馬鹿馬鹿しい
それでもいい 愛しているわ
今度はいつ会えるか分からないさ
オリーブのオイルを 貴方の宝に塗ります
そして首にかける かける かける
首飾り

97年の夏、大きなステージで、この歌を歌いながら
手品をして魅せていた男がいたね。

今度はいつ逢えるのかしら?

たとえ傷ついて仕舞ったとしても、それでも
心に何も残せない人との関わり方は、嫌だ。
言葉の癒しや温もりを感じられる柔らかい心でいたい。