- アーティスト: 吉井和哉
- 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
- 発売日: 2009/01/28
- メディア: CD
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ジャケットの吉井和哉の目が「赤」だったことに驚いた。
都会に降り立った堕天使?(笑)
“「流れるままに」最後は絶対そうしよう”
ここに鉤括弧が付いていたんだねえ。
吉井和哉の曲中に鉤括弧の出てくる歌、好きだ。
伝えたいっていう想いの強さが響いてくる。
レコーディング中にも報告してくれていたけれど、
「ビルマニア」も「くちびるモーション」も
全部吉井和哉自らギターを弾いているんだね。
キーボードもパーカッションも。
偉そうな事を言うようだけれど、
凄くギター上手く為ったね。
もの凄く練習を積んだのだろう。
本当に格好イイし、こうやって理想に向かって
着実に積み上げていく姿勢が素晴らしいと思う。
「くちびるモーション」は、武道館で聴いて
痺れ捲ったけれど、CDとしても
想像以上に素敵な曲に為っていた。
PUFFYに曲提供した時には、曲も歌詞もカッコウイイし
PUFFYも可愛いんだけれども、何かもうひとつ
物足らない感じがしていたけれど、吉井和哉版は、
「流石、女歌を歌わせたらこの人の右に出るロッカーは居ないだろ」
と再確認させられた。
小悪魔的なエロ可愛さ&刺激的なROCKの香りがジンジン伝わってくる。
「くちびるモーション」もPV作って、両A面扱いくらいに
大々的に宣伝すれば良いのに。勿体ない♪
- アーティスト: 吉井和哉
- 出版社/メーカー: EMI Records Japan
- 発売日: 2009/03/18
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「吉井武道館」で演奏された「SNOW」をヘビーローテーションで
聴いている。
何故こんなにまでビリビリッと心震わせられるのだろうなあと
考えていて、ふと、新アルバム「VOLT」の意味に
繋がったように感じた。
私達の感情は、瞬間的な微弱電流として脳内に発生するのものだ。
外界の刺激=何かを見たり、聴いたり、触れたり、匂いを嗅いだり、
それらを受け取った瞬間、私達の脳内に
微弱電流として脳内を駆け巡るのだという。
電流を感情と言い換えるならば、
電気抵抗は、感情の流れ難さ(心の透明度、ピュアさ)
電圧は、「心的ヴィジョン」この世の出来事(私達が体感する様々な事象)と
表して良いのではなかろうか。
「VOLT」は、電圧の単位だから、簡単に言ってしまえば
「いかにビリビリ感じられるか」という事では?と私は感じた。
オームの法則
電圧 E=電流 I×電気抵抗 R にあてはめれば、
私達が受け取る
「心的ヴィジョン」=「感情」×「心の透明度・不純さ」と
言えるのじゃなかろうか。
「心的ヴィジョン」が大きければ良いってものじゃないのよ。
だってそれは、自分の心を映し出す鏡のようなものだから。
汚れて荒んだ電気抵抗 Rの心が感情を増幅させて、
きっと「ほんとうの姿」とかけ離れていってしまう。
電気抵抗 Rを出来るだけ減らして生きたいなあ。
精神性を高く持ちたい。
アンテナの精度を高めて、豊かな心でありたい。
そしてビリビリ感じて、より美しくクリアな映像を
映し出して生きたい。
“ただ込み上げる正体”を見つけたい。