ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

ROCKIN’ON JAPAN 2009年 07月号

吉井和哉、宇宙へ出発!』と題された
「TOUR2009 宇宙一周旅行」6/4福岡初日完全密着&インタヴューだ。
「流石、井上貴子さん!」と思わず快哉を叫ぶほど
爽快・痛快なライブレポ、そしてインタヴューだった。
JAPANで真っ先にTHE YELLOW MONKEYに目を付けて下さって、
その後もずーっと身近で見守り続けて来られた方であることは勿論、
この方の視点・言葉遣いがいちいち私のツボにジャストミート!なのだ(笑)
LIVEフォトも艶めかしくて最高だ。
初演2日後インタヴューがもう本当に痒い所に手が届く様な
ありがたい代物だった。
物凄く満足のいくLIVEだったと感じていた「びわ湖ホールLIVE」
だったけれども、おぼろげにしか理解できていなかった
『宇宙一周旅行』の意味がようやく判ったから。
吉井和哉という人の内なる宇宙だったんだね。
『ノーパン』『20GO』『TALI』
そして『恋の花オリジナルバージョン』!
「at The BLACK HOLE」の頃に出来た曲が今ここで形に為り、
この音で、今の吉井和哉が演じると、
ここまで凄いモノに為るのか!という事を
まざまざと思い知らされた。
「『その角で私を捨てたでしょ!刺して!』みたいな。」だなんてなあ。
やっぱり吉井和哉は、空恐ろしい“生き物”だわ(笑)
吉田佳史さんが仰ったという
『気を抜くと、宇宙服着たまんま闇に葬られる』っていう
表現が非常に良く判ります♪
『現実と宇宙のコントラスト』
『樹海でけっこう!』
こういうフレーズが出て来るから
吉井和哉からは、一生離れられないんだよね。(笑)

吉井和哉の記事以外で、今号一番印象的だったのは、
「激刊!山崎」の
『ロックは人がきちんと孤独になるための音楽で、
自分自身と向き合うための音楽ですそして、自分自身と
本当に向かい合うことで他者の存在を本当に理解するための
音楽です。』
という箇所だった。
自分自身がどう感じるか、そして他者とどうコミュニケートしていくか、
どう生きていくか、そういう根本的な事を、音楽にどう触れ、
どう感じ取るかによって新しく向き合っていけるように、
何だか凄く励ましを貰った気分になれた。
“OPEN YOUR MIND トブヨウニ”