ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

bridge 11月号「吉井和哉×大木伸夫」

bridge (ブリッジ) 2009年 11月号 [雑誌]

bridge (ブリッジ) 2009年 11月号 [雑誌]

最初にbridgeでACIDMAN大木伸夫さんと吉井和哉
対談すると知った時は、何だか凄く意外な組み合わせで、
果たしてお二人の話が上手く合うんだろうかと
いらぬ心配をしてしまったりしていた。
けれど蓋を開けてみたら、非常ーに面白かった!
まず表紙からして良い。
タトゥーを施した右腕が逞しく自然体で漢っぽい風情の
大木伸夫さんと真っ赤なTシャツに黒ジャケットにサングラスと
大変アヤシイ感じの吉井和哉が結構良い感じで並んでいる。
男らしく足を投げ出してる大木さんと、
お行儀良くちょこんと内股でブランコに乗っかってる吉井との
対比も効いているなあ。
そして何よりこの二人へのアンケートが滅茶苦茶面白い。
吉井和哉直筆の答えのページは、衝撃だった。
もうこの人は、字なんて上手く為らなくて良い。
このままでいて下さい!と思った。
何なんだろう、あの「鬼」の文字は。
吉井和哉のあの「鬼」の字と「血の轍」は、
鮮やかに私の網膜に焼き付けられた気がする(笑)
大木さんは、吉井和哉に比べれば断然字が綺麗です。
心配いりません。
お二人の考える「天国」と「地獄」のお話も深いねえ。
「女性」と「空」、とてもかけ離れているように
思えていた二人が実は、沢山の共通点を持っていたのだった。
吉井和哉ACIDMANに提供する「血の轍」もしくは「轍」を
是非とも聴いてみたい。
凄いパワーが生まれそうだ♪