ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

from YOSHII KAZUYAを読んで

2010年11月15日吉井和哉は、シングルのカップリング用の曲に
為るであろう曲を歌っていたそうだ。
前日の14日にサビの歌詞の一節を教えてくれた
『LOVE AND PEACE』の曲とは、振れ幅が大きく振れた
《血の付いた花柄のロックンロール復活》だそうだ。
ジョニー・デップの映画「リバティーン」に影響された?
THE YELLOW MONKEY時代の「血の付いた花柄のロックンロール」!?
物凄い好みです!
そして、このRomantistTasteでも何回も書いてきているけれど、
私もジョニー・デップの「リバティーン」大好きです!
The Libertine=道徳的[性的]に束縛されない人、放蕩者
という意味だそうだが、ジョニー・デップの演じた
ロチェスター伯爵も吉井和哉も、どちらも
愛されたくて堪らない人という印象が私にはある。
淫蕩って言ったら言葉は悪いかもしれないけれど、
傍から見たら無茶で危なっかしくとも、本人達にしてみれば、
至極純粋なのではないかと思う。
妖しく淫らにしなやかに
生と性の歓びと痛みを歌う吉井和哉
「RED LIGHT」に
“汚ないキレイがとてもたまらない”という歌詞があるけれど、
もう本当に表面が聖だろうと邪であろと、どうであろうと、
吉井和哉の内面からの輝きは、隠せない。覆えない。
シングル発売は、いつなのか?
武道館では、聴かせて貰えるのか?


実を言うと、14日日曜の夜に書き込まれた
from YOSHII KAZUYAの
『愛するファンの皆様へ』というタイトルが
私には、とても違和感があった。
本人自身が紹介している歌詞にもあるとおり
『愛とかっていうのはもっと重たい』ものでしょう?
吉井和哉が「愛する」のは、
もっと身近な家族や周りの女の人(達?)や
仕事仲間で充分なのじゃないかと思った。
ファンの存在を心強く、或いは、有難いと思ってくれるのは、
ファンの立場としては光栄だと思うけれど、
「愛」なんて気易く使わなくて良いのにと思った。
我ながら難儀な性格だ。
でもまあ、文字で「愛するファンの皆様へ」というのには、
驚いたけれども、LIVEでだったら、
“ありがとう、愛してます!”っていうのは、あるんだよね。
吉井和哉が「LOVE AND PEACE」を歌う事に
私はどうも何だか馴染めない想いがするのだけれども、
とにかく曲を聴いてみなくちゃ始まらないよね。
取り越し苦労は止めよう。
だから一日も早く聴かせて下さい!



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