ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

さあ祝おう「The Apples」

The Apples (初回限定盤)(DVD付)

The Apples (初回限定盤)(DVD付)

待って待って待ちかねた「The Apples」を漸く受け取った。
封を開け、CDを掛けて、一曲目の音が鳴り出した瞬間、
Amazonでは月曜のうちに配達された人もいるのにと、
昨日まで焦れていた自分を恥じた。
今日発売日にこうやって聴けている幸せに感謝した。
吉井和哉が鳴らすキーボード、ドラム、ベース、ギターの音、
一つ一つが愛しい。
01. THE APPLE
宇宙船が未知への航海に発進していく様子が目に浮かぶような興奮。  
02. ACIDWOMAN
“バラだろ?バラが泣くんだろ?baby
 都会が嘘をつくんだろう?baby”

この歌詞になったんだねえ!
03. VS
PVも滅茶苦茶格好イイけれど、これLIVEで演ったら面白いだろうね。
04. おじぎ草
バンドバージョンの「おじぎ草」も勿論大好きだけれど、
この純正吉井和哉の「おじぎ草」は凄い!
吉井和哉にしか出せない楽器の音、詞、歌声。
05. イースター
“僕の過ち あなたの過ち たったの45分で人生は変わり”
06. CHAO CHAO
ずっと楽しみにしていたこの曲をやっと聴けた。楽しい。
LIVEで盛り上がりたい。
07. ロンサムジョージ
新鮮だ。味のあるギターを弾くんだね。
08. MUSIC
色んなスタイルを思う存分盛り込んで、
吉井和哉がとても楽しそうだと思った。
“どんな時も傷に染み込む
 音楽があってよかったな”

本当にね♪
09. クランベリー
初めて聴いた「The Apples」曲の中で一番好きだ。
どこか懐かしいその音もだけれど、
歌詞が凄く刺さる。
“何もかも吸い込めよその穴に創世期よ
 三角形の連続の中どれか一つ目が開いてる
 ・・・・・・
 裸の二人が服を着たらなぜもう逢えないの?
 なぜ感情 こんなにも与えたの?”

この言葉を産み出す吉井和哉こそが、禁断の果実だと思った。
10. GOODBYE LONELY
“ウミガメのようにポジティブでいっぱいな涙を
 流しながら さあ歌おう”

あなたよく涙を流しながら歌うよね。
“GOODBYE LONELY”
11. LOVE & PEACE
「GOODBYE LONELY」のアウトロからこの「LOVE & PEACE」のイントロが
鳴り始めた瞬間、思わず涙が零れた。
やはりシングル曲として世に発表されるべき曲なのだね。
力強く大きな愛に溢れた歌だ。
“おはよう おはよう
 LOVE & PEACE”

12. プリーズプリーズプリーズ
大大好きな“FINE FINE FINE”を思い浮かべた。
LIVEで超格好良く踊って欲しい。
13. HIGH & LOW
ボブ・ディランへのオマージュだろうか。ブルースハーブだなんて♪
宇宙一周旅行のあのナレーションがこういう形で完成されるとは、
嬉しい驚きだ。
14. FLOWER
ミュージックステーションでのあの「FLOWER」、
あれはあれで迫力のある素晴らしいステージだと思う。
けれど私は、このアルバム「The Apples」最後を飾る
「FLOWER」が好きだ。
吉井和哉が奏でたギター・ベース・ドラム、
そこに加えられた弦の音達、そして吉井和哉
穏やかな歌声。
ソロ吉井和哉が成し遂げた一つの大きな果実だ。
大勢の人々の記憶に刻まれる
「The Apples」だと思う。