ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

2012年12月28日「YOSHII BEANS」

吉井豆武道館へ行って来た。
先週の大阪城ホールで、ソロ吉井和哉が一つの完成形を迎えたような
そんな思いを抱いていたから、吉井ピンク文字での
豆では数曲しか被っていない発言を聞いて、
あの曲この曲は外せないだろうかしら?
最近全然やってない曲はやってくれるかしら?と
色々妄想していた。蓋を開けたら嬉しい驚きで一杯だった。
まず最初が「Romantist Taste」ヤられた!
珍しい白のシャツ姿にサングラスの艶姿
それからの怒涛のライブ本編は、記憶のクリアな方々にお任せするとして、
ライブ中盤に披露されたカヴァーシリーズ。
グッズ売り場に並んでいる時に聴こえてきた「夜明けのスキャット」。
心の準備が出来ていた筈が、これはもう想像以上の素晴らしさだった。
若い頃の吉井和哉が歌っていた時のも勿論聞き惚れたものだが、
年数を重ねて、煙草を止めて身体を鍛え直して、
一段と声に艶と深みを増した今の吉井和哉が歌う
「夜明けのスキャット」は、格別だった
そしてずっと恋い焦がれていた「朝日楼」に心底痺れた。
「朝日楼」の世界観と情感をこれ程まで見事に歌えるのは今の時代、
吉井和哉以外に居ないのではと思った。
ライブで一番驚いたのは、実を言うと、メンバー紹介だった。
今年の夏以降の吉井さんのインタビュー記事やモバの発言、
更に吉田佳史さんの先日のtwitterでの
「感情が爆発してライブ中泣いてしまった」という発言などから、
もしかしたら、ナポリタンデラックスは、
もう違う新しい形態へ変わるのじゃなかろうかと感じていた。
大阪城ホールで、バーニーさんは来年ノツアー参加を告げられて、
ああでも生形君は?その他のメンバーは?
佳史さん、トライセラとの両立は益々大変に為っているのでは?
でも佳史さん居なかったら吉井和哉ライブはどう為って仕舞うのだろう
等と取り越し苦労の極みだった。
長渕剛のモノマネを披露して下さって、
床に寝転ぶ吉井に付き合ってじゃれあう姿、佳史さんへ
「来年も宜しく」という声がこの上なく嬉かった。
嬉しいと言えば、吉井がアコギを掻き鳴らし「おそそブギウギ」を歌い
アバンギャルドへ行こうよ」への流れの会場の盛り上りは凄かった。
あの曲をあの手フリを皆と共に出来るという事が幸せだった。
ライブ最後の曲は、「血潮」。
スパニッシュギターのゲストを迎えると紹介されてステージに登場したのは、
沖仁さん。まさかこの方が来て下さるとは!
手帳の裏表紙の血潮の歌詞を読んだだけでは、
今ひとつイメージをつかめずにいた。
最初のうち沖さんのスパニッシュギターに圧倒されてしまったけれど、
次第に吉井和哉の歌声の力強さと歌詞の重みに引き込まれて行った。
凄まじい歌だ。ベストアルバム18が待ち遠しい!


最後になりましたが、ライブ前、ライブ中、ライブ後を
ご一緒してくださった方々、本当にありがとうございました!
冷たい雨の中、運よく出逢えお話し出来てとても嬉しかったし、
またお誘い頂いて参加出来た集いでは、大変楽しい素晴らしい
時間を過ごす事が出来ました。
ブログやTwitterで大変良くしていただいている方々にお逢いして
感激でしたし、宴をお世話してくださった方、
本当にありがとうございました!
この秋以降、イエローモンキーの生のライブをこの目で見たい!
という夢は当分叶えられそうもないのだと引導を渡された気分で、
そしてその上、来年の「GOOD BY YOSHIIKAZUYAツアー」にも、
更に来年1228福岡公演にも私は行けないのだという現実を
受け止め切れず意気消沈していた私でしたが、
昨日思い切ってファンの集いに参加させていただけて
本当に良かったです。
THE YELLOW MONKEY吉井和哉」を好きという人の集まりは、
「熱い血潮」でした。
大勢が店内に流されたライブ映像に合わせ盛り上がる!
素晴らしい光景でした。
ブログを読んで下さっていると仰る方の暖かい言葉に
感激しました。ありがとうございます。
イエローモンキーと吉井和哉のファンになれて良かった!
沢山足りないところだらけ&至らないところだらけで
悔やむ事ばかりですが、マイナスばかりを積み上げていくのではなく、
新しい年には、一つ一つ小さな幸せを積み重ねて行けたら、と
思います。


1.Romantist Taste
2.I WANT YOU I NEED YOU
3.黄金バット
4.Next Innovation
5.リバティーン
6.Fallin’ Fallin
7.夜明けのスキャット
8.朝日楼
9.シュレッダー
10.Don’t Look Back in Anger
11.Music
12.VS
13.ロックンロールのメソッド
14.点描のしくみ
15.HEARTS
(アンコール)
16.バッカ
17.星のブルース
18.おそそブギウギ〜 アバンギャルドで行こうよ
20.FINAL COUNT DOWN
(ダブルアンコール)
21.血潮



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