宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-
- アーティスト: V.A.,井上陽水,椎名林檎,岡村靖幸,浜崎あゆみ,ハナレグミ,AI,吉井和哉,LOVE PSYCHEDELICO,加藤ミリヤ,大橋トリオ,tofubeats with BONNIE PINK,KIRINJI,Jimmy Jam & Terry Lewis feat. Peabo Bryson
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2014/12/09
- メディア: CD
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吉井和哉がこのカヴァーアルバムにこの曲で参加すると知った時、
「Be My Last」とは、また随分と難しい曲を選んだものだと、
驚くと共に大丈夫かしら?などと若干懼れてもいたのだけれども、
そんな心配は、杞憂だった。
原曲の痛いほどの切なさと儚さを損なうことなく、
更に吉井和哉の歌声と馴染のナポリタンズの面々のサウンドが
弩ツボだった。
”Be My Last あぁ〜ああぁ〜あぁ〜ああぁ〜”
癖になる。やめられない止まらない。
母への複雑な心情、無償の愛、輪廻転生、
色んなテーマがあるのだろうと推察するけれども、
吉井の歌からはただ一層、ひたむきに「愛」を
求めるひたむきさ、痛みというものを感じた。
このところ「ヨシー・ファンクJr.〜」ばかりを
ヘビロテしていたが今日からは、
このアルバムが加わるだろう。
「SAKURAドロップス」井上陽水
まさかのラテンアレンジに度肝を抜かれたけれども流石だ!
それぞれが個性を生かしながらのカヴァーだ。
岡村靖幸の「Automatic」、
ハナレグミの「Flavor Of Life」、
大橋トリオの「Stay Gold」が好きだ。