ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

「Be My Last」『宇多田ヒカルのうた』

宇多田ヒカルのうた」が届いた。
吉井和哉がこのカヴァーアルバムにこの曲で参加すると知った時、
「Be My Last」とは、また随分と難しい曲を選んだものだと、
驚くと共に大丈夫かしら?などと若干懼れてもいたのだけれども、
そんな心配は、杞憂だった。
原曲の痛いほどの切なさと儚さを損なうことなく、
更に吉井和哉の歌声と馴染のナポリタンズの面々のサウンド
弩ツボだった。
”Be My Last あぁ〜ああぁ〜あぁ〜ああぁ〜”
癖になる。やめられない止まらない。
母への複雑な心情、無償の愛、輪廻転生、
色んなテーマがあるのだろうと推察するけれども、
吉井の歌からはただ一層、ひたむきに「愛」を
求めるひたむきさ、痛みというものを感じた。
このところ「ヨシー・ファンクJr.〜」ばかりを
ヘビロテしていたが今日からは、
このアルバムが加わるだろう。
SAKURAドロップス井上陽水
まさかのラテンアレンジに度肝を抜かれたけれども流石だ!
それぞれが個性を生かしながらのカヴァーだ。
岡村靖幸の「Automatic」、
ハナレグミの「Flavor Of Life」、
大橋トリオの「Stay Gold」が好きだ。