ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

聴き道楽  

あがた森魚さんの『バンドネオンの豹と青猫』アナログ盤を聴いた。
バンドネオンの豹』の続編である。
ジュリエッタの夏」「誰れでもありたくない彼氏」
あがたさんの柔らかな歌声、池田光夫さんの
バンドネオン、流麗なヴァイオリンの調べ・・・
バンドネオンの豹」の冒険の世界にどっぷりと浸り込んで
仕舞った。LPの帯に『これは、「バンドネオンの豹」3部作の
第2作目で「青猫」の巻です。』と書かれているのだが、
現在、第3作目は未だ出ていない。
3部作の完結編、本当に出して下さると良いのに。
アルバム最終曲が「眞白に十文字<次号予告>」となっていて
更なる展開が楽しみなだけに、残念なのだ。
A面、B面が終わっても、片付ける気に為らなくて、またひっくり返して
最初から聴いて仕舞う。
昨日は「はっぴいえんどBOX」をずっと掛けていて、今日は
あがたさんのこのアルバムに浸っている。
私は、食い道楽でも着道楽でもないけれど、
聴き道楽に近いものがあるのだなあと思う。
人の価値観は人それぞれだろうけれど、聴きたい音楽に
自由に触れられるという事は、非常に心豊かなことだと思う。
掛け替えのない時間だ。