ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

ROCKIN'ON JAPAN11月号

*1192867134
「GENIUS INDIAN TOUR 2007」初日@仙台体育館ライヴレポ
&終演直後インタヴューを読んだ。
読んだけれども、私はまだこのツアーを実体験していないので、
山崎洋一郎氏と吉井和哉の発言をしっかり理解出来ないという事が
非常にもどかしい。
山崎氏と吉井和哉の言うところの『でかい扉を開ける瞬間』を
私もこの全身で体感してみたかった。
個々の曲や演出や吉井和哉の表現などという核心については、
武道館LIVEを無事観終えてから考えようと思う。
初日LIVEを終えて『自分がイメージしてる扉の大きさよりもでかい』扉を
開けて仕舞った事に『パニクってる(笑)』吉井が山崎氏に
『東京は来れるんですか?』と尋ね、『もちろん」と答えて貰って、
(安心したように、嬉しそうに)『じゃ、その扉なりの人間になっときます(笑)』と
答えた箇所が、微笑ましく頼もしく感じられて嬉しかった。
インタヴューの最後に山崎氏が
『(笑)。じゃ、今日はこれくらいで勘弁しときましょう。』
吉井が『(笑)はい、勘弁してください。』という遣りとりが、良いなあ。

注目の「吉井和哉自伝」についての広告も載っていた。
『失われた愛を求めて 吉井和哉自伝』
「ロックスターの人生は美しいのか?悲しいのか?
衝撃の独白!出生、父の死、静岡で過ごした暗黒少年時代、
東京への思慕、歌謡曲、祖母、ロックへの目覚め、
女性、ザ・イエローモンキー全盛期と家庭生活、孤独・・・・・・
ロックンロールに人生を捧げた男が不惑を超えた今だからこそ
明かす半生記』―――― 12月発売予定」

「失われた愛を求めて」!?
うわあ、衝撃的な見出しだこと!
「独白」って言う事は、吉井自身の執筆ではなくて、吉井が語った「半生」を
編集者が纏めたものになる可能性が大きいのかな。
吉井和哉の事だから、綺麗事で済ます筈もないだろう。
赤裸々に語ってくれちゃうんだろう。
THE YELLOW MONKEYの虚像と実像、知られざる葛藤・・・とか?
怖いな。女性の事は、まあ察することも出来るけれど、
家庭生活の事は、本当に老婆心ながら、例えば時間が経って
(成長して)その部分を読んだ時に心を痛める誰かが出ないように、
細心の配慮を持って書いてあって欲しいと思う。
『ロックンロールに人生を捧げた男』本人は、それで本望だろうが、
そうじゃない誰かが必ず居る筈だから。

この告知ページの吉井和哉は、本当に美しいね。
この眼、曲者だ。