ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

年の瀬に

吉井和哉が今年最後にモバイルサイトへの書き込みに
『みなさんの幸せを本当に祈ってます。
 吉井和哉の音楽が好きな人で
 不幸な人がいるのは嫌だから。』
とあった。
吉井和哉の優しさゆえの言葉なのだろうが
私は嬉しく思う以上に、あなたはファンに対して
そこまでしなくていいのにと思って仕舞った。
まずあなた自身が幸せになって下さいと。

話が逸れるようだけれど、
私は、美味しいものを食べたり、景色が綺麗だったり、
嬉しかったりすると直ぐ「幸せ〜!」という癖があるらしく、
今年一緒に温泉に行った妹に
『それって「幸せだ」と口に出すことでそう思い込もうと
しているんじゃないの?』と言われた。
それ以来、ちょっと「幸せ」という言葉に敏感に為っていた
のだけれども、「バッカ」PVで「本当の幸せ」という文字を
目にして、そして今朝の吉井の「幸せを祈ってます」という
文字を見て、心が揺れた。
吉井和哉はさあ、そんな皆の幸せを祈るようなことまで
しなくて良い人じゃないの!?
吉井和哉が自分の好きな音楽を作って世に出して、
それを受け取った人が幸せに為るっていう以上に
何を高望みするのよ!って思った。
吉井の書き込みを読んだ後に目にした朝刊の
読者欄の投稿に、甘えんぼのお子さんが毎晩
お母さんに「ママ、明日もにっこり合おうね。」と
ぎゅっとしてくれるというお話が載っていた。
「にっこりし合える」
親子でも夫婦でもカップルでも友人同士でも
人と人が、いえ、たとえ独りだって
「にっこり」出来ることを「幸せ」を
私は、大切にして生きたいと思った。


今年一年、この「Romantist Taste」と「Purple Sky」で
沢山の方々と触れ合えました。
本当に貴重な色々な想いを紡ぐことが出来ました。
ありがとうございました。
また来年もこの場所で吉井和哉THE YELLOW MONKEYへの
想いを綴っていきます。
どうぞ宜しくお願いします。