ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

今日も明日も ありがとう

作詞家・作家・女優として活躍しておられる阿木耀子さんが
先日地元で「自分らしく生きるために」と題された
講演会をされたという記事を読んだ。
『人が成長過程で負った傷は、大人になっても
心の中に残っています。心の声に耳を傾け、自分自身に
「ありがとう」「ごめんね」「愛してる」と言葉を掛けて
慈しみ、自分を育てる「育自」を勧めたい。
心は花壇のようなもの。まいた種しかみのらない。
・・・優しい言葉を自分に掛けながら、前向きな種を
まいていきましょう。』と書かれていた。

私自身、子供の頃ちゃんと育っていなかったのだと
事ある毎に感じていて、それはもう取り返しのつかない事なのだと
悲しく諦めていたけれど、今日この言葉に出会って
視界が開けた思いだ。
水前寺清子の「ありがとうの歌」の歌詞を思い浮かべた。

        かぎりない 淋しさを
        かぎりない むなしさを
        さわやかに 歌おう 
        やるせない 苦しみを
        やるせない モヤモヤを
        さわやかに 歌おう
        いつも心に 青空を
        いつも明日に 続いてる
        さわやかに ふりむいて
        さわやかに みつめよう
        頬の 涙も 生きている

私の心の花壇に種をまいて、
希望の水を与えてくれるのは、吉井和哉の歌だ。
潤いをありがとう。
今日も明日もありがとう。