ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

色褪せぬメロディ

一昨日の夜、「From吉井和哉」でお宝画像祭が行われていた。
ばっちりお化粧決めた毛皮コート姿やら、
本人曰く「いかにもヤリチンぽいでしょ」画像に加え
一番インパクトがあったのは、額に卍を書き込んで
ピエロのメイクを施した画像だ。
デヴューの一年前頃、ヒーセとたまにお遊びで
やっていたバンド時の写真だという事だけれど、
「ピエロ」というところから、「NEUROTIC CELEBRATION」を
連想してしまった。
1991年インディーズ・レーベルENGINEから
アルバム「BUNCHED BIRTH」が発売された記念に
LIVEツアーで配布されたというコバルトブルーのちっちゃなCDを聴いてみた。
17年前になるのか。
もの凄く声が若い。
“私のとびきりの 《(真っ赤)じゃなくて》
 大きな バナナに口づけを”と歌ってる!(笑)
(所持金はいつも¥3000で自分の家がなくて転々としてた?)
そりゃあ、これだけ美形なら、周りの女達が放って置かない状態だったろう(笑)
“悪い夜をたしなみ笑いころげ我に帰るわがままな
 僕の子宮には宝物が隠してある”

“生まれつきこの体は最高級な神の悪戯”
『FUCK me、 FUCK me、 I Love You、 son of a bitch!』
CDの音を聴いているだけでも、最高にいかがわしくて煌びやかで格好イイ。

“Androgynous のピエロがギターを弾いて歌うから
 君の耳の穴を犯そう  Neurotic celebration
 La la la ...........
 色褪せぬメロディ”

“さびれた街から街まで永遠にまわり続けよう”

凄く馬鹿げた考えなんだけれども、
ちょっと捻じれたどこかの世界では、「最高級な神の悪戯」された4人の男たちが
行く先々の街で、艶やかに賑やかに
大勢の男女を虜にしながら旅を続けているのじゃないかなあと
何だかそういう事を思ってみたりした。


“Oh 素敵よたくましい Pyrolagnia ecstasy”
『ああ、素敵よ 逞しいわ
火照っちゃって イッちゃいそう〜』  だと思っていたけれど
「Pyrolagnia ecstasy」は、文字通り
炎や熱、揺らめく炎を見て性的に興奮する「色情」の事かもしれないね。
歌い出しが「煙にまかれるアグレッシブなホーリー・ナイト」だもの。