ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

限りない可能性を信じて

吉川晃司さんの『THE FIRST SESSION』DVDを観て(時の谷間)、
想像以上に感嘆したのだけれど、やっぱり考えて仕舞うのは、吉井和哉の事だ。
もし吉井和哉がジャズ・フュージョンでLIVEを遣るとしたら?
曲ごとにセッションするとしたら?と考えてみた。
昨日は、「固定メンバーを決めてバンドにしたって良いじゃない」なんて
思っていたのに、今日は、セッションも良いじゃないかと。
要するに、吉井がより自由に楽しんで音楽をしていてくれさえすれば
それが一番なのだ。
敬愛するブロガーさんが、『吉井和哉をプロデュースして貰うのはどうか?』と
意見を述べておられて、とても共感した。
ほんの幾つかの例外を除いてTHE YELLOW MONKEY時代から長い間
セルフプロデュースし続けて来た吉井和哉だけれど、
ここらで一度他人に、一素材として料理されてみるのも面白いのじゃなかろうか。
もの凄い新発見があるかもしれないよね。
THE YELLOW MONKEYの楽曲をジャズ畑の人とセッションしてみたら、
ラクルが起きるのじゃないかな。
洋楽・邦楽のフェイバリットソングズをカバーするというのは、どうだろう。
吉井和哉ならでの名盤が出来上がるに違いない。
愛とは、相手への「尊敬」「信頼」「慈しみ」「可能性を信じる」だそうだけれど、
私は、正直に言うと昨年の「自伝」以来、「尊敬」と「信頼」の念が
少々揺らいで仕舞っていたと思う。
私自身、A型の道徳愛好家だし、モラリストだし、
トラウマ持ちなので(笑)、「自伝」で明かされたある部分に余計違和感を
感じたのだろう。
それは、あくまでも吉井和哉の「私」の部分に対してなのだけれど、
「自伝」でも明らかにされたように、吉井和哉の生み出して来た音楽が
この上なく私生活と密接なものだと知らされたからには、
「私」の部分を切り離して考える訳にもいくまい。
変な表現をするようだけれども、どうぞ“悔いのない人”であって下さい。
あなたの生き様が刻まれた音楽を信じています!