ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

[THE YELLOW MONKEY]The Night Snails And Plastic Boogie

The Night Snails And Plastic Boogie(夜行性のかたつむり達とプラスチックのブギー)

The Night Snails And Plastic Boogie(夜行性のかたつむり達とプラスチックのブギー)

THE YELLOW MONKEYの1枚目のオリジナルアルバム「The Night Snails And Plastic Boogie」は、
16年前の今日、1992年6月21日に発売された。
BMPから出されたバンドスコアを見ながら、このアルバムを聴いてみた。
メンバー4人とも化粧が濃い!
吉井和哉の声が若くて、何だか笑って仕舞うくらいにこそばゆい。
けれど、ファルセットで歌う「Song for Night Snails」も
妖しく危険な香りの「Chelsea Girl」も
知らぬ間に蟻地獄に引き摺り込まれて仕舞いそうな「不愉快な6番街へ」の
中毒性が心地好い。
「This is For You」は、いつ聴いても沁みて来る。
エマさんのギターが恋しい。
真珠色の革命時代・・・「メカラウロコ8大阪ドーム」を思い出す。
もう一度生で聴ける日が来ると良いのに!
「Romantist Taste」・・・ブログタイトルにしているくらい大好きな曲だ。
煌びやかで妖しくっておセンチでTHE YELLOW MONKEYそのものみたいな曲だと思う。
そして今日一番心に残ったのが、「Walkin'In Sunshine」だ。
・・・・・・
いつかの歌を 僕の前で
気が休まるように 聞かせて
もういらないあの真夜中のスリル
焼いてもらおう
燃えさかるあの 太陽に・・・・

盲目のヴィーナスが呼びかける Voice
「孤独の空にテレパシーを求めて」
・・・・・・
Walkin'in sunshine 色褪せたドレスも
Walkin'in sunshine 止まらない涙も
Walkin'in sunshine ありふれた優しさも
Walkin'in sunshine 全ておいてゆこう
Walkin'in sunshine 休まずに・・・・

バンドスコア「夜行性のかたつむり達とプラスチックのブギー」の
裏表紙には、右手の甲にかたつむりを這わせる吉井和哉の画像が載せられている。
“Snail...
 殻を破るStatus”

ソロデビュー後初めての長期オフ中の吉井和哉は、
もしかしたら今、この「The Night Snails And Plastic Boogie」を
世に出した時みたいに、色んなものが渦巻いているんじゃないのかな。
もの凄く期待している!