ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

ロックジェット33号

『プロ・トゥールズというシステムを手に入れて
凄い勢いで曲作り』
為さっているそうだ。
もう二年分も溜まっているのだって。
『思いついたらアンプを鳴らしてマイクで録る』
そうした音をコンピューター通して
延々いじりまくっているらしい。
『二日も間が空いちゃうと、「ああ、直したい!」と
なってしまう。・・・どこで線を引くかを決めるのが
一番難しい。自分の頭の中に鳴っているものに
近づけようといろいろやっているけれど・・・
全く同じになるということは、たぶんない。
その時その時に出したいギターの音色も変わってくるし。』

こだわる男菊地英昭ですもん、その集中力や凄まじいんだろうねえ。
とても興味深かったのは、
『ザ・イエローモンキーの時、吉井は
コード進行に癖があって、それで
「またこのコード進行?」なんてよく言ってた。
でも彼は、「いいんだよ、これが俺なんだから」って
やっちゃうタイプ。だけど俺は、自分の作品だとそれが許せない(笑)
・・・壊したい。掴みどころがないってことも出てくるんだろうけれど、
それがある種、美学だったりもする。』

いやあ、格好良いね!
『これが俺なんだから』と言い切る吉井和哉も天晴れだし、
こだわり捲るエマさんも凄い!
『日々、創作意欲に突き動かされ、充実した日々を送る』!?

二年分も溜まっているのでしたら、
どうか出し惜しみしないで発表して下さい、お願いします。
菊地英昭ソロアルバムならインストゥルメンタル
良いじゃないですか。
ホントのほんとの私の願いは、
エマさんの作った曲でギターで吉井和哉の歌を聴きたいけれど。
そういうのは、もっとずっと後のお楽しみにとって置いてでも
良いから、我慢するから。
エマさんが作り出す新しいギターの音を
聴きたいです。待っています。