ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

there

剱岳 点の記」を見て来た。
映画そのものの感想は、「覚え書き」に書いたけれど、
そういう純粋な映画感想とは別に、ふと浮かんだ事があった。
映画終盤、浅野忠信が演じる柴崎芳太郎のモノローグで
『何ものにもとらわれず、何ものにもおそれず心のままに
という言葉があった。
YOSHII LOVINSONの2ndアルバム「WHITE ROOM」の
最終曲「WHAT TIME」を連想した。
この映画は、明治末期に日本地図の空白地帯「剱岳」に
三角点を設置し測量しようと命を賭ける男達を描いているのだけれど、
この地図を作るという意義・・・
地図とは人間の思い浮かべる地理的空間のイメージを具体化する
というその事を考えて、私は、 brainchild’s の3rdシングル
「there」を思い浮かべた。
“wanna be there”“あるべき処で あるべき姿で”
先ほど更新されたモバ公式「吉井和哉への質問コーナー」で
ZEPPで「発光」をやります』の文字を目にして、
ズドーンとまた落ち込んで仕舞ったけれど、
もうそういうのに心乱されているようでは、イケナイね。
私の目指すものは何だろう。
“夢に向かって 気休めだって いいじゃない
心の赴くままで いいじゃない このまま走れ黙って”