ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

さしのぼる朝日のごとくさわやかに

いつも読ませて頂いているブログで、数日前に
《人》『人はただすなほならなむ呉竹の
世にたちこえむふしはなくとも』
(人は何よりも第一に、素直であってほしいものです。
あの竹の節のように、世の中に目立って優れた才能が
有る無しには拘わりありません)
という和歌について
書かれていて、本当に素敵な言葉だなあ!と感じ入った。
どなたが詠まれたお歌だろうと調べたら
昭憲皇太后の御歌だった。
生涯に2万8千首を超える和歌をお詠みに為ったそうだ。
有名なあの
「磨かずば玉の光はいでざらむ人のこころもかくこそあるらし」も
昭憲皇太后の御歌だった事を初めて知った(汗)
明治天皇の御製9万3千首を超える和歌のうち、
それぞれ15首づつを選んで計30首に解説文がつけられて
明治神宮独自のおみくじ「大御心」とされているそうだ。
早速取り寄せてページを開くと
明治天皇昭憲皇太后の清涼で尊きお言葉のひとつひとつから
放たれるオーラにピシッと背筋を撃たれる思いがした。
昨夜は吉井和哉代々木第一体育館初日」だったのだけれど、
田舎者の私は、代々木体育館の隣が明治神宮だということも
知らなかった。
昨夜のLIVEレポを読ませて貰って、吉井和哉がMC中に
『今日は明治神宮の力も借りてます』と発言したと知って
ようやくその事に気づいた。
吉井和哉には、本当に色んな大切な事を教えて貰っているなあ。
吉井和哉を巡って出逢った色々な方達からという意味も含めて。
この「大御心」の中で特に印象深かったのは、
《慎独ひとりをつつしむ》
『人しれず思ふこころのよしあしも照し分くらむ天地のかみ』
(誰にもわからないであろうと、心の中でひそかに思うことでも、
天地の神々は、ちゃんと其の善悪をば、ご存じであるに
ちがいありません。)
《心こころ》
『むらぎもの心にとひてはぢざらばよの人言はいかにありとも』
(自分の良心にきいてみて、少しも恥ずるところがなければ、
世間の人は何と言おうと、動揺することはありません。)
だ。
吉井和哉は、間違いなくGENIUS!天才であるけれども、
もっともっとと上を目指す努力の人だ。
「代々木の森」に建てられた大会場で
「宇宙一周旅行」最終旅行を見事成功させられますように
祈っています☆