ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

メカラウロコ20

昨夜放送された「メカラウロコ20完全版」を見た。
年末から、この番組の30分版、1時間版を見て来て、
今まで見た事のない貴重な映像が流れていたから、
とても楽しみにしていたのだけれど、もうこれは、
想像を遥かに超える超お宝番組だった。
何度も擦り切れる程見過ぎて劣化しまくりだった
中津川フォークジャンボリー」、「大宮フリークス」、
「富士急コニファーフォレスト」が本当に綺麗な映像で・・・
どれも「もっともっと沢山映して」と願わずにはいられない
レアな映像ばかりだったけれど、
中でも一番衝撃を受けたのは、1993年8月17日、
日清パワーステーション「THREE DOG NIGHT!」の
ドーベルマンDAY」に登場したジョアンナさんの
「最後のワンピース」だ。
ヤキソバンの方は、画像で見たことがあったけれども、
まさか「最後のワンピース」の映像をこの目で見られるなんて
思ってもいなかった。
私もう10年このJovannaを名乗っているけれど、
このハンドルネームの由来だもの。
私のパズルは、昨夜パチッと最後のワンピースが嵌ったのかもしれない。
ずっと長い間彷徨って来た寂しさ、遣り切れなさに満ちた
「夜を埋めるパズル」は、ようやく終わりを遂げた気がする。
今年に入って「THE YELLOW MONKEY 20th Anniversary」の
諸々の企画が終わったらば、
自分は、どれだけ抜け殻に為ってしまうだろう?
どれ程寂しく思うだろう?とかなり不安になっていたのだけれど、
昨夜、THE YELLOW MONKEYの誕生から終わりまでのこの特集番組を
堪能する事が出来て、「本当に奇跡のバンドだったのだ」
とそう思った。
有賀さんが「儚い」ということを仰っていたけれど、
限りがあるからこそより激しく眩く光り輝いたバンド
だったのかもしれないと思った。
活動をやめてから、もう丸9年が経っている。
正式に解散してからも5年以上。
それでも生誕20周年のトリビュートアルバムやLIVE映像集が出され、
最高傑作「SICKS」の写真集やリマスター完全アルバムが発売され、
多くの反響を呼んでいる。
本当に愛され続けるバンドTHE YELLOW MONKEY
出逢えたことが誇りです。
これからもずっと愛し続けて生きます。

THE YELLOW MONKEYは、永久に不滅です』