Le Petit Monde 1 Vamos Vamos! (愛蔵版コミックス)
- 作者: 寺田亨,J.D.モルヴァン
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/07/16
- メディア: コミック
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Le petit monde 2 Real favela (JC.com)
- 作者: J.D.モルヴァン,寺田亨
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/07/16
- メディア: コミック
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寺田亨さんのLe Petit Monde1と2を読んだ。
原作がフランスの作家でフランスやベルギーで
評判となったものだそうで、
日本のものとは逆にページを繰っていく。
それでも、上流社会と下層社会が厳密に
区切られた世界で、ある日何不自由のない家庭に
育った好奇心旺盛な少女と弟達が
無法地帯のスラム「プチモンド」に迷い込む。
破壊、暴力、そして血の描写なのだけれど、
寺田亨さんの絵は、少女久美子や妖精ティンタムの
瞳の愛らしさ、肉感的な唇のぷっくりさ加減、
少年ピエドラのしなやかな魅力で
ヘヴィーに感じない。
2巻終盤ガンショという凶悪で冷徹な敵キャラが
登場して来たけれど、武器に改造された右手を振りまわし
バイクで疾走していくシーンは、疾走感が素晴らしいね。
トラウマ抱え捲りの魅力的な男にみえる。
続編に期待します。
第二巻に掲げられた吉井和哉の推薦文は、
『寺田君が凄いことになっている。
彼はイエローモンキーのジャケットを過去に
2枚も描いてくれている。
やっぱり天才だったんだなぁ。』だ。
- アーティスト: THE YELLOW MONKEY
- 出版社/メーカー: DAIKI
- 発売日: 1996/12/21
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- アーティスト: THE YELLOW MONKEY,吉井和哉
- 出版社/メーカー: ヒートウェーヴ
- 発売日: 2000/08/19
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本当に当時のTHE YELLOW MONKEYの
両性具有、二面性、猥雑さ、シニカルさなど
あますところなく伝えてくれている絵だと思う。
「SMILE」の方は、ずっと写真だと思っていたので
寺田さんが描かれたイラストだったという事に
とても驚いた。
でもインパクトのある良い絵だよねえ。
寺田さんがプロフィール欄に、今もそしてこれからも、
『イエモンのCDジャケット用イラストを描きました』と
描いて下さると仰っておられて、ちょっと感激して仕舞った。
『上京前の静岡で自分のアニが組んでいた
バンドのボーカル、それが吉井くん。』と書かれているけれど、
これってアーグポリス以前に吉井さんが活動しておられた
バンドの事でしょうかね。
アーグポリスの時は、ベースだったし、
上京したのは、アーグポリスのメンバーと、ですものね。
『バラバラに上京した』っていうし。
ちょっとそこは謎ですが、先日のbridgeでも
吉井さんの「静岡静岡」発言が多かったので、
やっぱり静岡は、吉井和哉にとって大きな存在なのだなぁ♪