ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

a flower waiting for the sun

Mステ「FLOWER」の衝撃が今もまだ褪せない。
吉井和哉が歌った「FLOWER」は、あの歌を
受け取った私達一人ひとりが、それぞれの形、
それぞれの色の花を咲かせるのだろうけれど、
Mステ「FLOWER」
“小さいがたくましい花びらのよう
 黙って揺れている・・・・・・
 思いっきり真っすぐ咲こう”

見ていて、私はある花を思い浮かべた。
何年か前に独り揺れていたあの花だ。
「39108」の3曲目「Lonely」。
“音もなく揺れてる 揺れてる”「ひまわり」だ。
あの時の花は、綺麗な黄色をイメージしていたけれど、
今この時、吉井が歌う花は、
血の滲んだ色をしていると思った。
赤い血の色と太陽の燃える色を身体に染めた
「向日葵」なのではなかろうかと思った。


Jovannaと名乗っている事でも判るように
私の憧れは、「ひまわり」だ。
「ひまわり」という柄じゃあない癖にだ。
それでも吉井和哉の「FLOWER」を聴いていると、
「真っ直ぐ」「揺るぎなく」
自分なりに咲きたい、自分の命を輝かせたいと、
勇気づけて貰えているように感じた。
「球根」や「BULB」で歌われた、
“愛の光”と“希望の水”が
より一層パワーアップして
「FLOWER」という曲に現れているのだなあ。
“自分の血を愛せないと
 人は愛せないとわかった”

自分に流れるこの血、
そしてこの私から受け継がれた血、
私という人間を形作って来たもの、事柄、
過去と現在、そしてこれから、
全てをあるがままに受け入れて、感謝して、
慈しんで、、、
そういう暖かなエネルギーを貰えたのだと思う。
ありがとう、吉井さん。
早く「The Apples」発売日決定するように祈っています。