ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

喫茶「CHAO CHAO」にて

キャンペーンで新潟を訪れた吉井さんは、
『1970年代ピラフ ノーマルなピラフよりもまろやかな味』という
衝撃メニューがある「茶色系喫茶店」に酷く感銘を受けたようだ。
金沢までの車中で、『チャオチャオ系喫茶店をやりたくなってきた』
→『喫茶CHAO CHAO(←名前決定しちゃってる)』
→『メニューを考えてみました』と
飲み物・食べ物のメニューを始め、
内装・BGM・置いてある漫画まで羅列してあるという
念の入れようが凄かった(笑)
全てが「吉井和哉ならでは」というモノだったけれど、
ただ一点
☆置いてある漫画
あぶさん(テッパン)
ゴルゴ13
実験人形オスカー
まことちゃん  のうち
「実験人形オスカー」を読んだ事がなかった。
正式名は、
叶精作・画、小池一夫・原作「実験人形 ダミー・オスカー」。
あの「デラべっぴん」の元になった作品だという。
どんなに、ヤラシイのかと思ったけれど、
全然大丈夫だった。エロいけれど下劣ではない。
男のロマンかなあ。
主人公が女性に優しいところが良いわ。
「真実」を求めて旅する主人公が、苦悩する女たちを救い、
そして自分自身の魂をも癒していくんだよね。
(まだ途中までしか読んでいないけれど。)

「ダミーのブルース」
答えてくれ 子どもよ
はいと心から言える 素直さを
どこへ置いてきたのだ
肩車にのせ 青い空の下を走ってやりたくなるような
子どもたちは もういないのか

答えてくれ 女よ
可憐な乙女たちは どこへ行ったのだ
白いブランコにのせ
髪に野のバラを さしてやりたくなるような
乙女たちは もういないのか

答えてくれ 母よ
家とは家族とは 何なのだ
明日に見る絶望と
訪れる孤独が 保証されているのに
あなたは 何を夢見るのか

実験人形ダミー・オスカー 1 (キングシリーズ)

実験人形ダミー・オスカー 1 (キングシリーズ)

喫茶「CHAO CHAO」で
この「ダミーのブルース」を歌ってくれたら最高だ♪

目も頭も腐っている私には、あの方が可憐なドMに見える。
オスカーは『白いブランコにのせ 髪に野のバラを 
さしてやりたくなるような』と歌ったが、
『もしも願いが叶うのならば』、
あの白いやわ肌を茨の蔓で縛り、あの薄い唇に紅をさして、
もう一人のお方を召喚し、
『この世の全部の』最高の快楽を味わわせてあげたい(笑)
飽くなき妄想こそ我が誇り♪