ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

身体を揺らして醜い自意識の

born-againツアー曲について書きます。
ネタバレ危険ですのでお気を付け下さい。



12/3札幌、12/6仙台でのセットリストを目にした。
今回この「After The Apples」を中心として構成される
ステージでは、「jaugar hard pain」の曲が
加わるのではなかろうかと考えていたので、
予想した曲とは違っていたけれど、
「FINE FINE FINE」と「RED LIGHT」が登場して嬉しかった。
その場にいたら間違いなく狂喜乱舞していたことだろう。
「メカラウロコ7」で何度も繰り返し見た
「FINE FINE FINE」でのキレキレの仕草、
「RED LIGHT」のクネクネ妖艶な吉井和哉を目に出来るのだろうか。
武道館が待ち遠し過ぎる。
「FINE FINE FINE」は、めくるめく夜のアバンチュール、
「RED LIGHT」は、少女娼婦の歌だろうから、
新曲「煩悩コントロール」とも繋がっているのだろうと思う。
少し意外だったのは、「嘆くなり我が夜のFantasy」だ。
THE YELLOW MONKEY4枚目のアルバム「SMILE」に
収録された「嘆くなり我が夜のFantasy」は、後にシングルカットされ
B面には今また話題になっている由紀さおりさんの
「夜明けのスキャット」が入っているという異色作だ。
この「嘆くなり我が夜のFantasy」も非常にセクシャルな、
バックストリートな感じがする曲だ。
インディーズの頃からあったのだという。
アルバムに収録する際、かなり歌詞を変えているらしい。
聞き取り難いのだけれど、『悪い爪を欲しがる』が
当初は、『長い爪を欲しがる』。
「THE APPLES」との関連ありそうな『禁断の果実を一つ残らずかじり』は、
『生まれ変わり・・・』と聴こえる。
そして『身体を揺らして全てを忘れるために
ジルバを踊ろう柔らかな唇で』は、
『身体を揺らして醜い自意識のジルバを踊ろう
今夜は僕だけのもの』だった。
『笑われながら永遠に』という歌詞もあった。
『劇薬のミルフィーユを頬張る君が好きだから』
ここは変わっていない。これは本当に凄い歌詞だ。
もしかしたらこれは娼婦ではなく男娼なのではと勘ぐってしまう。
そう言えばこのシングルのジャケットも何やら妖しい感じだったね(笑)
THE YELLOW MONKEYの曲のことばかり書いているけれど、
「After The Apples」の曲をまだ見ていないのだからしょうがない。
早く触れたい。
私は、曲は演奏されてこそ、歌われてこそ、
生き続けていくのだと思っているので、
吉井和哉ソロでどんな曲が出て来ようと
「どんと来い!」ですよ。
どんな衝撃と痛みを伴っていても♪