ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

蒙御免

痩せて顔つきもシャープになって、ゆるふわ茶髪、
ロングストール掛けて薔薇の花束を手にする吉井和哉の表紙だ。
眉毛が薄いのが唯一残念だけれども、申し分ないくらい美麗だ。
ワンコちゃんとの写真が素晴らしい。
動物苦手だった筈の吉井和哉ゴールデンレトリバー
頬寄せてるなんて!
それにしても賢そうなワンコちゃんだねえ。
私も撫で撫でしたい。
吉井和哉 孤独と愛の十年を語る』と題された
表紙巻頭インタヴューは、読み応えがあった。
吉井和哉ソロ活動十年を振り返る内容だ。
けれど私には、どうにも読み過ごす事の出来ない
2箇所があった。
新曲「HEARTS」と「血潮」が発表されて私は、
ソロ吉井和哉がこれ程までの高みに到達したのかと感激した。
過去の全てを自らに引き受ける揺るぎない強さを得たのだと感じた。
けれどこのbridgeの中で語られていたあの部分は、
今出す必要があったのだろうかと思った。
吉井和哉はロックスターでいなきゃいけないんだっていうのが、
どっかで脅迫的にあったのかもしんない』!?
私は、ずーっと長い間「吉井和哉はロックスターでいて欲しい」と
想い続けてきたけれど、それは、マイホームパパの姿を見せるなという
意味では無かったよ。
子沢山の(本人はダサいと思ってる私服での)父親像でも、
家族サービスの場面でさえも、大方の世間は、
微笑ましく受け止めたと思う。
真に世間に出してはいけなかったのは、昨年2月の
報道での顎マスクとゴミ捨て姿だろう。
そして自分自身の楽曲があのTV報道のBGMで流された事だろうと思う。
それも全て本人は、「マスコミ特有の報道の仕方」のせいだと
未だに認識しているのだろうか?
言うに事欠いて『買うと怒られたもん(笑)』ですと?(怒)
もう一箇所は、『フジロック(97年)終わったあとの、
プレハブの楽屋の俺。』の部分。
えっ、まだそれを言っちゃうのか!?と思った。
被害者意識全然抜けていなんじゃないの。
この人はもう一生大人になりきれない(なろうとしない)
そういう「ロックスター」なのだろうと思った。
そういう人の作る曲が私は好きなのだし、それで良いんだと思うけれど。



昨夜の吉井和哉チャンネルの「十八番付発表」見たよ。
私の「横綱」に投票した「血潮」が西の「横綱」になってて嬉しかった。
「小結」へ投票した「HEARTS」が東の「横綱」に選ばれてた。
東の方が投票数多いって事だよね。
新曲二つが東西の「横綱」って凄い!
関脇に推した「SWEET CANDY RAIN」は案の定、選ばれてなかったけれど、
得票数はどうだったのかなあ。
LIVEでもなかなか演って貰えなくて不憫♪





タイトルの「蒙御免」は、
吉井和哉ソロ活動開始からのこの10年、CD・DVD購入は勿論のこと、
雑誌インタヴュー、ネット情報、ツアーがあれば必ず、
グッズ購入も出来うる限りだったこの私が、初めて今回の
「GOOD BY YOSHII KAZUYA」ツアーに参加出来ないからです。
もうコアファンじゃないわね。
ごめん。。。。