私が前回この会場へ来たのは、2016年12月7日
「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016
-SUBJECTIVE LATE SHOW-」富山オーバードホール公演、
そうTHE YELLOW MONKEY復活の年、エマさんのお誕生日のLIVEでした。
随分時が経ったようにもそれ程でもないようにも
何だか不思議な気持ちになりながらも、
割とスムーズにグッズを購入出来て、お天気も良かったので、
灌水公園まで足を伸ばし、展望橋に昇ってみたりなどして景色を楽しみました。
LIVE中、吉井さんは、「田舎、田舎」と仰ってましたが、
雪をいただく立山連峰を背景にした灌水公園、綺麗でした。
「ニューヨーク・タイムズ紙」が選んだ「2025年に行くべき52カ所」に
富山も選ばれているのですよ。
確かに田舎ではありますが自信持って富山は良いところです。
さて肝心のLIVEですが席は、2階の2列目。
1階と2階は少し段が高くなっているだけの地続きなので非常に見やすい。
想像以上に良いお席でした。
徐々に客席も埋まっていき、
見上げると5階席までぎっしり埋まっていて感動しました。
そして客電が消え、SE。
メンバーがステージに現れ、
一曲目Sweet&Sweet。
私、事前情報を何も調べずに行ったので、このイントロで驚喜。
身体が勝手に動く。ギターで縛られリズムに腰砕かれました。
一曲目が終わり
吉井さんが「チンポジを直した」とか仰ったのは、ここでしたっけ?
「何てこと言い出すんだ?」とあっけに取られていると、
『色々あって乗り越えて今ここにいます
同じ様に戦っているサバイバーの皆さん 一緒に乗り越えましょう』
本当に優しい言い方で、
私も癌ではないのですがサバイバーです。
この数年戦って乗り越えて今を生きているひとりです。
THE YELLOW MONKEYがいつも心にあって、
力を貰っています。
だからこそ『一緒に乗り越えましょう』の言葉が本当に嬉しかった。
2曲目「罠」
格好イイ曲です。今のTHE YELLOW MONKEYの円熟した色気とヤバさに惚れ惚れ。
3曲目「SHINE ON」
綺羅キラした輝きを堪能。
4曲目「Exhaust」
5曲目「ドライフルーツ」言葉遊びをするみたいで楽しい。
6曲目「I LOVE YOU BABY」
イントロで思わずギャア!拳振り上げて踊りまくり、激しかった。
吉井さん「あの頃作った恋の歌」と紹介して(うろ覚え)
7曲目「ピリオドの雨」
愛の終わりの場面をしっとりと情感たっぷりに歌い上げてくれました。
8曲目「Love Sauce」ヒーセの歌うベースが滅茶苦茶格好イイ。
9曲目「ラプソディ」”オパオパオパキャラド”「一緒に乗り越えよう!」なんだね。
明るく元気になれる歌。大好き!
10曲目「Make Over」エマさんの曲だ。
ほんとに優しい曲。躓いて俯いてしまいそうな私にそっと力づけてくれるような。
次は、イントロ流れ始めた瞬間、ぶわぁっとこみ上げた。
ブロック3はアルバム「FOUR SEASONS」がフューチャーされると予想はしていたけれどこの曲が来るとは、予想もしていなかった。
11曲目「月の歌」こんなダークな妖しい歌を生で聴けるなんて。
今日来れてこの歌に出逢えて最高に幸せだと思った。
泣いているのがのが勿体なくて必死に顔を上げてステージを見上げた。
12曲目「ソナタの暗闇」Sparkle Xの中でも大好きな曲。
吉井さん、THE YELLOW MONKEYが売れ始めた切っ掛けはこのアルバムとか言って
「これで出逢った人?」と客席呼び掛けて反応薄かったので
「そっかやっぱり再集結後かあ」なんて言ってたような。
13曲目「太陽が燃えている」
私まさにこの曲でTHE YELLOW MONKEYを知りました。
スペースシャワーTVでこの「太陽が燃えている」MVを見て、
緑の庭で赤いシャツの金髪の人がクネクネ踊っていて
最後オフィーリアのように池の中横たわっているのを見て、堕ちました。
最初に買って聴き倒したアルバムが「FOUR SEASONS」でした。
この曲を歌い演奏しているメンバーを見て、
私の中にも熱い血が脈々と流れているのを実感しました。
14曲目「Father」
歌詞の世界に惹き込まれて、自分自身の人生を考えてしまいました。
父や母や自分自身の来し方行く末。結構長い人生歩んできて、そうして今があり、
この先どう繋がっていくのか。しみじみと。でも”I FEEL ALLLIGHT"
吉井さんがくるくる廻る時間が想像以上に長くて、
あの状態で歌い続けているのが本当に凄いと思った。
三半規管丈夫なのね。
15曲目「空の青と本当の気持ち」
伸びやかなとても気持ちの良い曲。
吉井さんが両手を大きく拡げ空を舞う仕草が超絶美しい。
エマさんのギターソロが神々しい。
アンコール
1曲目「パンチドランカー」
アニードラム、ヒーセベース、エマギター、ロビンギターが順に重なっていくところ、
惚れ惚れするほど格好イイ。
唯一無二の孤高のロックバンドTHE YELLOW MONKEYここに在り!
富山オーバードホールは実は3回目で
第1回は98年5月6日PUNCH DRUNKARD TOURだったのですが
吉井さん見事に忘れちゃってましたね。
詳細覚えてなくとも全都道府県廻った事は覚えてらっしゃると思ってました。
でも何と言っても113本ですもんね。仕方無いか。
あと富山は勿論「北陸」。新潟は「甲信越」。
エマさんとアニーさんの兄弟仲の良さを再認識。
2曲目「追憶のマーメイド」
吉井さん艶っぽい。
メンバー紹介
アニー、ドラムソロについての紹介。ほんと最高に格好良かった。謎のポーズ。
鶴谷さん、ギャラが2万円UPしたという話。
ヒーセ、「T!Y!M!富山!」って言ってくれて嬉しかった!
特急サンダーバードに乗って遠征という話で
サンダーバード(ベース)に跨がる仕草。可愛い!
エマ、フェロモン溢れさせ捲りという話で○○製薬で、
エマリン、エマぽんとか発売したら良いという提案(^_^;
皆に歌って欲しい箇所があると言って
3曲目「Beaver」
声を出すのは気持ち良かったな。前向きになれる。
総括
「楽しかった!」「最高!」という言葉しか残らない心から良いと思えたLIVEでした。
アニーの所にエマさんが寄っていって二人で話してたり、
歌ってるロビンの肩にエマさんが頭をもたげて気持ち良さそうに弾いてたり、
ロビンとエマさんがお顔くっつけてこそっとおしゃべりしてたのはどこだったっけか。
ともかく皆仲良さそうなのが嬉しかったです。
終わってみれば今まで私が参加したLIVEで定番と言えた曲は、
無かったセットリストでしたが、
2時間ほどの上演時間、息つく暇も無いほどに、
圧倒され続けたとても濃い時間でした。
ありがとうございました!
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