ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

お願い

まもなくツアーが始まりますが、ライブに来て下さるファンのみなさんに
僕から何点かお願いがあります。
毎回ライブ会場にお手紙やプレゼントを持ってきて下さる方がいますが、
今回から会場で受け取ることを止めさせていただきたく思います。
理由は、会場でいただいたものはかなりの量があり、当日は
バタバタしていて、中身を見させていただく時間がありません。
また、事務所もない為、保管しておく場所もありません。
プレゼントを下さるみなさんのお気持ちはライブのリアクションで
返していただければ十分です。

あと、少数の人なのでここに書くべきか悩んだのですが、
ツアー中、駅や空港、宿泊しているホテルのロビー等に
利用以外の目的で来てしまう方がいます。一般の方への
迷惑になりますし、危険ですので止めていただきたく思います。

勝手なことばかりで申し訳ありませんが、ずっと楽しくツアーを
していきたいので、どうかご理解下さい。

2007年9月25日23:34:50 from YOSHII KAZUYA



25日夜、モバイル公式サイトに吉井和哉からの
「ライブに来て下さるファンのみなさんへのお願い」が掲載された。
会員サイトの文章をここで紹介するのはいけない事と判ってはいるが、
この「お願い」こそ、PCサイト「YOSHII KAZUYA OFFICIALWEBSITE」にも、
会員だけが読むページだけでなくモバイルサイトにアクセスした全員が
読む事が出来るようにしなくてはいけないと思う。

吉井和哉GENIUS INDIAN TOUR 2007」に参加される方は、
是非読んで欲しい。
そして何故今、吉井和哉がこんな発言をしなくてはいけなかったのか
を考えたい。
「TRUE MIND」の映像の中で、メンバー達と熱心に手紙を読み、
楽しそうにプレゼントの包みを開けていた様子が思い出される。
今回、プレゼントのみならず手紙すら受け取らないと決めた吉井和哉は、
どれほど心苦しく思っているだろうかと思う。
「受け取るだけ受け取ってこっそり処分しなよ。」という声もある。
けれど、それが出来ないのが吉井ならではの誠意と優しさのありよう
なのだろう。
以前、パンチドランカーツアー岡山公演のステージで
『このツアーは失敗でした。』と発言して、あのファンに大混乱を
巻き起こして仕舞った事件が思い起こされる。
思い通りの最高なLIVEをという理想と現実とのジレンマ、
過酷なツアーによっての心身の疲れ、
ファンに万全なLIVEを見せられないという心苦しさ、
それがあの発言になったのだろう。
不器用な誠実さと優しい気持ちがちゃんと
ファンの皆に伝わると良いのに!
吉井和哉のこの「お願い」を何も知らないで、
心を込めて選んだプレゼントや考えに考え抜いてしたためた手紙を
受け取って貰えず傷つくファンがいないようにと願う。