ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

「9999」発売

THE YELLOW MONKEY19年ぶりの新アルバム「9999」を手にした。

3年前の再集結からずっと早く新アルバムをと願って来たけれど、

待ち遠しかったのは勿論だったが実をいうと、

今現在のTHE YELLOW MONKEYが世に送り出すアルバムというものが、

もし自分の望むものでは無かったら?という不安もあった。

そして再集結後に発表された楽曲が多く収録されていることが、

アルバム全体としてどうなのだろう?

浮いてしまっていないだろうかなどと案じていた。

杞憂だった。

まず一曲目「この恋のかけら」。

2000年に出されたアルバム「8」のラスト「峠」から

辿り着いた曲。

「峠」は、これまで私のTHE YELLOW MONKEY最愛曲ベスト3の曲だ。

満身創痍の身体で焼野原を歩み去っていく4人の男達の

モノクロームの情景をずっと心に刻み付けてきた。

「この恋のかけら」に描かれている”冬になると・・・行き止まりになる”道。

でも”春になると・・・人だかりができる”道。

富山にもある。大きな木々の向こうには遥か険しい剣岳がそびえ雪に閉ざされる。

でも春から夏には、称名滝を訪れる人々で賑わう。

もうモノクロームの世界ではない。

厳しい自然の中に生きている人間のぬくもりと息づかいを感じる。

そのことがとても嬉しかった。

2曲目「天道虫」

改めて格好イイ。ここに入っていて違和感がないのが凄いと思った。

3曲目「Love Homme」

流石吉井節!ライブ映えするだろうなあ。

4曲目「Stars(9999 Version)

「Stars」は、あまり思い入れのない曲だったのだけど、

アルバムの中でここにあると印象が変わった。良いじゃないか!

「Breaking The Hide」

菊地英昭エマの曲。エマが作った曲で吉井和哉の紡ぐ詞。

これを待っていた!

「ロザーナ」

既存の曲がアルバムにあって浮いてない。しっくり来ている。

これに感動。

「Changes Far Away」

”Changes Far Away

忘れないで

遠くにあるのはきっとキレイな月”

思いがけずここで涙してしまった。

ありがとうございます。柔らかな心を取り戻せそうです。

「砂の塔」

ドラマ主題歌として作られたというのに、

バンドやメンバー個々や聴いている我々自身にも

当てはまるような不安や葛藤を投げかけてくる曲。

この曲が生まれたのは大きいと思う。

「Balloon Balloon」

歌詞といい曲といい弩ストライク!これぞ待っていた!

iTunesでバッキングトラックを聴いたが、最高だ。

「Horizon」

この曲に出会えて幸せです。

活動休止発表、解散宣言、あの時の辛さを乗り越えて、

メンバーそれぞれの動向に一喜一憂して、

気づけば19年?長いようでもあり短いようでもあり、

ずっと私にはTHE YELLOW MONKEYが支えでした。

「Titta Titta」

私も”魔法の呪文”唱えます。

「ALRIGHT」

3年前初めて「ALRIGHT」に触れられた時の、

世界が鮮やかな色に変わったあの衝撃、喜びの大きさは、

言葉に尽くせません。

「ALRIGHT」を聴くと元気になれるんです。

「I don‘t Know」

歌詞もメロデイも演奏も何から何までど真ん中。

ドラマ主題歌だけじゃない強さを持った曲だと思う。

総括

「9999」は、THE YELLOW MONKEY史上最高のアルバムだ!