ROMANTIST TASTE

この羽よりも軽いもの?

星が生まれる

吉井和哉モバイル公式で「発光」の歌詞ダウンロードが始まった。
雑誌に一部分掲載された情報を聞いて、とても楽しみに
していたけれど、全詞を目にして期待以上の代物だと判った。
“身体が透けるほどの 強い光放ちたい
 心の中にある宇宙のような
 終わりのない ゼロの連続”

痺れた。
“これで終わりじゃない
 歌い続けてたい”
“君の心に花咲くなら”
“身体のどこか火照るならば”
“歌い続けてたい”
のだと
何て力強く真摯な言葉だろう。
“あなたの心に届くように叫び続けてたい”と歌う
BELIEVE(歌詞参照)」より
更に大きく前進している事が判る。
吉井和哉はもうBEEP BEEPと鈍い音をたててはいない。
視界がクリアになって、エネルギーが満ち満ちて、
夜空に青白く輝く星のように眩い光を放っているように思える。
昨日も書いた「吉井和哉のマル秘おセンチ日記」あとがきに書かれた
井上貴子さんの文章には「吉井和哉という赤色巨星」という
言葉があるけれど、確かに吉井和哉は「赤」が似合う男だけれど、
星という括りで言えば、私は、吉井和哉
「リゲル」のような高温で青白く燃え続ける青色超巨星に
より近いと思う。
安定して寿命長く燃え続ける太陽のような星よりも、
太陽の何万倍ものエネルギーを放射して燃え尽き、
超新星爆発に至るというような激烈な印象がある。
ランキングや売上といった大記録でなく
作り出した音楽を愛したファン達の記憶に深く刻まれるような
そういう鮮烈な音楽活動をする人だと思っている。
この詞はどんな音に乗っているのだろう。
22日午後まで、本当に待ち遠しくて堪らない。