- 作者: 阿久悠
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2009/09/16
- メディア: 文庫
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更新されたfrom YOSHII KAZUYAは、
カズブンコ第二弾 阿久悠「作詞入門」だった。
『死ぬほどダメ出しされてる気分です』って仰るから、
まだ全部読んだ感想が書かれていないけれど、
私の感想を先に書いちゃおう。
私が一番注目したのは、
1.その昔、売れていた理由
2.売れなくなった理由
3.ブランク期間のイメージ
4.現代との対応
5.ネームバリューのプラスとマイナス
6.捨てるもの、残すもの
7.新しいイメージは・・・・・・
8.古いファンと新しいファンの比率
9.テーマは・・・・・・
10.曲調は・・・・・・
という箇所だった。
正に今現在、吉井和哉が直面している問題だ。
これは、正確にいうと、
第三章「ヒットはこうして生まれた」の
3 ブランクを考えさせない曲―白い蝶のサンバ―
カムバック用作詞家の稿だ。
『ぼくにはカムバックやイメージチェンジ、あるいは
移籍第一作といった種類の仕事が多い』と書かれている。
森山加代子「白い蝶のサンバ」
今聴いても、キラキラ妖しく舞う蝶のようなエロ可愛い歌だ。
復活大成功だったのだね。
熱愛発覚からまだ十日ちょっとの吉井和哉カムバックと言ったら、
大袈裟に聞こえるかもしれないが、
ファンに与えた「吉井和哉」商品イメージへの
大打撃は、相当なものだろう。
どうぞ、変なイメージに毒された世間も、
まだまだ揺れているファン達の目と耳も、
アッと驚かせる曲を作って下さいね!
是非「心に沁みる歌」よりも「叩く歌」を!
その前に、来週から『偉大な方のトリビュート』だそうですが、
私自身の好みは、『渋いマニアックなあの曲』とやらの方を
希望だけれど、『超メジャーなあの曲』で
世間の人を唸らせて欲しいとも思います♪
阿久 悠さん曰く『「叩く曲」とは、「世の中は流れるだけじゃなくて、どこか叩くというかたちの歌があっていい。心地いいだけで過ぎなくて、言葉のひとつでもいいから耳の中で虫が噛んだぐらいのことではありたい」「爆発するような勢いに満ちた」』と形容されています。